2017年4月22日 (土)

作曲家と演奏家のはざま

6月2日、デュオの相棒の石田多紀乃さんが
24回目となるソロリサイタル。

もう24年も続けているリサイタル。本当にすごいなぁ・・・
なんて思っていたら。

他人事ではなくなってしまった。

プログラムの中の1曲。

フランクの「プレリュード、フーガと変奏曲」を編曲せよ、と。

ハイ。いつもお世話になっております。やらせていただきます。
というのは冗談で…

この曲に出会ったのは、東京さ出てきて
成城ソルフェージュ研究会に通っていた受験生の時。

たしか、初見の課題として出会った。

初見といっても、すらすら弾くということが目的ではなく
読譜力の発展。

なんたって、オルガンの曲だから立派に3段譜。

とにかく、美しい響きに心から陶酔していたH先生が
持ってきてくださる曲はいつも、
田舎のガサツ育ちのおサルの耳に、なぜか染み込んでいった。

その中でも、この曲は弾いたとたん惹きつけれ、
授業後、必死に楽譜を探した。
ペランペランの楽譜をようやく入手して
ひたすら弾いていた記憶がある。

そんな思い出の曲なこともあって、お引き受けしてしもうた。
えらいこっちゃ。

まずは、資料を。

原曲のオルガン譜はモチロン、
フランク自身が編曲したハルモニウム(もしくはピアノ)とピアノの2台版。

以上を比較検討。
今回のリサイタルではピアノを使用するので、
フランクが、オルガン曲をピアノを使用する曲にしていく過程で、
何を大切にしたかを検証していく。

同時に、オルガンの勉強も必要だ。
楽譜には、使用するストップ(音色を選ぶ機構)の記述があり、
音色や倍音をどう扱っているのかをみていくことで
フランクのが曲の構造をどう考えていたかを検証していく。

オルガンについては、2007年に野平先生が
バッハの平均律を全曲レコーディングした際に、
ストップを扱う立場にあり、なんとしても理解したくて
必死に本を読んだ。

が、フランス式となると…

う~ん。

やること満載。ただでさえ、演奏の譜読みの楽譜でグヂャグヂャの机が

Frank このとおり。

なんたって、リサイタルまであと1ヶ月とチョイだもの。
ホンマ、えらいこっちゃ。

編曲中に考えたことは、また後日。

2017年4月21日 (金)

芽吹き

ベランダのお花たち、今年も元気。

Beranda2 ミニ薔薇にもつぼみ

震災の年から毎年、きれいな花を咲かせてくれる。

Beranda 何色が咲くかな…

そして。
西岩国駅から連れて帰ったお野菜。
食べた後植えてみたら、芽が出た。

Pakuchi さぁてなんだ?

さぁてなんだと言えば、これを買った時もそうだった。

お昼前の市場だけあって、残ったお野菜は品薄。

その中に、このお野菜はあった。

なんだっけなぁ。
イタリアンパセリに似てるけど、香りが違う。

「これ、何ですか?」

と訊ねると、

「なんて言うんじゃったかのぉ…。この頃育ててみよるんよ。」

と、生産者のおばちゃま。(レジ番もされている。)

ハテ?

と。
同じく買い物に来ていたお客様のおばちゃまがそっと耳打ちを。

「これ。あんまり、おいしぅないんよ。」

と、ささやくではないか。

なんだなんだ?なんだろう。

あ!
突然おもいだした。

パクチーだ。

東京ならゆうに1000円を越えそうなほどの束になったパクチー。
なんと。

80円…

体から毒素を出してくれて、ビタミンも豊富。
連日、サラダなどでしっかりいただいたあと、
こうして植えてみた。

育つといいな。

2017年4月18日 (火)

まいりました!

年中さんアルパカ組の少年。

「今日から、音の色を勉強するよ。和音っていうんだ。聞いたことある?」

と、質問すると…

「うん。ぼく、しってるよ。」

なんと!
しかし、その続きが面白かった。

「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ・・・のあとにね、さいごにあるの。」

ほぉ!?

「わ・を・ん」

・・・ぎゃはははははsweat01

うん。耳いいな。とってもいい!

そして、想像力豊かな頭。
きっと、ひらがなの勉強もカラフルだ。

ん。とってもステキ。

2017年4月16日 (日)

ええなぁ

大阪から神戸への道のり。

駅に歩く途中…

Dsc_1910

ボタンを押すと、青い山脈が流れるnote
服部良一さんの好きだった、桜の木の下にて。

阪神電車で…

Dsc_1911 おっeyeglass

あの、赤いユニフォームは広島カープ。
昨日の夜にも、市営地下鉄でカープ女子をみました。

これから、広島VS阪神戦。

ばぁちゃん元気かなぁ。

2017年4月15日 (土)

楽譜をかかえて

ANA33便 羽田→伊丹

破れんかぶれんになったベートーヴェンのヴァリエーション全集に
同じく表紙のはがれたドビュッシーのソナタ
そして、表面はきれいだけれど中には書き込みだらけのシュニトケのソナタ。

そこに、小学生の頃にアナリーゼした痕跡のあるチャイコの弦セレスコアに
(だい1しゅだいなんて、ひらがなでかいてある!)
編曲作業の一式、そして着替え1枚。(←これが一番ペラペラ)

以上を詰め込んで、夜に大フィル会館へ。

6月の本番に向けて、まずは音出し。
久々の曲もあるけれど、やっぱり良い曲というのは
いつみても、楽譜が新鮮な発見に包まれている。

ん。これからが楽しみだ。

合わせを終えて、22時ごろ入った焼き鳥屋さん。

Dsc_1908 やげんなんこつ

なんてたくましい。
軟骨はモチロンだけど、それにまとわるお肉もすごい。
鳥をさばいている光景を思い出す…。
だからこそ、かみごたえが半端なくエネルギーにあふれ、
命をいただくありがたさを感じる。

いやぁ。
久々に、プリミティブな合わせにプリミティブなご飯でした。
ありがとう!


2017年4月14日 (金)

うどん会 with 羽後町ボエーム

今日は、かねてより計画していたうどん会。
2年越しにようやく実現!

シェフは…

Udon 香川県出身のイケ麺!

羽後町ボエームのテノール竹ちゃんマン。

というわけで、本格的さぬきうどん。

お里のさぬきうどんやさんのなかでも、一押しの「山越え」に
わざわざ同郷のうどんやさんから秘密ルートで入手の
マル秘出汁。(←この煮干しだしが本当においしいのだ!)

ひやひやから釜揚げまで全4種類。

いやぁ、堪能しました。

Udon2 撮影by タッキーノ

ソプラノ順子さんのお手製おつまみに
みんなで作ったサラダに天ぷらに桜チップ燻製。

この2月の羽後町コンサートをふまえて、
これから何が出来るかを話しあいながら
あっという間の5時間。

心もおなかも満腹!

2017年4月13日 (木)

2k540

Dsc_1901 今年の千鳥ヶ淵

授業を終えて、粋な誕生日プレゼントを探して…
不思議なところに迷い込んだ。

Dsc_1904 JRのガード下。

なんと、「ものづくりの街」が。

面白い。ご注文の晴雨兼用折り畳み傘も。

Dsc_1907

こんなカラフルな中から選べる。
しかも、柄の部分やアクセサリーも選べるし、
なんといっても、いつでも修理してもらえる。

使い捨てが多くなった日本にあって、この職人気質。
すごいのだ。

というわけで、柄の部分をメイキングしていただいている間に
近くのカフェへ。

と…

Dsc_1905 なんだ?

ん?17884192_155273385000194_19172301_2

そう。ハンモックでした。
これで、みどりの香りの香り豊かな森だったらなぁ。

こんなガード下であっても、ハンモックは満席大盛況。
都会人、飢えてるなぁ。

いやぁ、面白いガード下でした。
名前の「2k540」は、東京駅から2キロ540メートルの位置にあるという意味。

どのお店も、工房とショップが一緒になった「職人」の街。

これからの日本に大切なエッセンスが詰まっている。

2017年4月12日 (水)

スコーン

春休みの間に、
残っていたホットケーキミックスと
ココナッツスライスを混ぜて焼いたスコーン。

Coco

んまし。
たっくさん焼けたので、授業準備でテンテコマイの日々に
とっても重宝している。

しかも、簡単に焼けるのだscissors

2017年4月11日 (火)

編曲

デニソフのヴィオラ協奏曲をリダクション中。
始終持ち歩いているものの、なかなか手をつけらずにいるけど
今日は、久々に半日在宅。
張り切って朝から机に向かう。

Denisov

音の選びに本当に迷う。
グラデーションのように書かれた表現も、
実は、部品としてはひとつひとつ音列からできていて
作用しあっている。
新印象派の絵画みたいだ。

耳で聞える効果で書くべきか
音列の解釈を重視すべきか…

オケとは違って、ピアノを演奏するのは
10本の指しか無いからなぁ。

先日のコンサートで演奏した時にも、
演奏効果と、楽譜から頭で構築した効果の差に悩まされた。

う~ん。

なんとか、第2楽章の校正を終えた。
最難関は第3楽章。

グリッサンドの要素をどうするのか。
打楽器の要素は。

そのことは既に予想できるので、
電車に乗りながら、ご飯を食べながら、
旅をしながら、歩きながら、
色んなシミュレーションをしてみるが
なんとも、思いつかない。

他にも、読むべき楽譜(演奏)と書くべき楽譜が山積み。
頭の中は、春の嵐なのだ。

でも、とっても楽しいsun

2017年4月 9日 (日)

カエル組の饗宴

何年かぶりに行われた…

Dsc_1915 カエル組の饗宴

なんて懐かしい感触…
思えば、15年近い歴史になるのでは!?
カエルも私も、20代のころから見守ってくださったみなさんとの共演。
それこそ、みんなで作る音楽会。
今年は、さらに年中さんから小さな仲間も加わった。

カエルの本職チェロはモチロン、
フルートも、仲間のピアノ弾きも、みんなの合唱も。

成果の発表というより、みんなで楽しもう会。
(演奏するときは、モチロン必死sweat01

メンバーは心豊かな方々ばかりで、こういう方々が
芸術人たちを支えてきたのだと、改めて気づかされる。

自分の世界を持ち、だからこそ相手の世界も尊重できて、
お互いに個性を生かし合う喜びを知っている。

お一人お一人、トークもあってこれがまた楽しい。
どんな人生を送ってきたのか、言葉の端々に。
ということは…

音楽にも、そのまんま表れるのだ!

あぁ、楽しかった。
熱中しすぎて若干恐怖はあれど?
心の信頼は揺らぐことはない。

Kaeru

また、次回を楽しみにしております!

そして、ご来場いただいたたくさんのみなさま、
ありがとうございました。


«石川

デュオ・リサイタル 2017

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  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
2017年4月
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