さぁ2日目!
っと。なんと春の嵐ではないか。
リハを終えて、楽屋に戻るとドンガラガラガラ⚡
そんな天候の中、足をお運びいただき
本当にありがとうございました。
客席数を減らしたことで、シューベルティアーデのような中で
シューベルトのレントラー。
シューマンのカノン形式による6つの練習曲は、
編曲譜にアナリーゼを書き込んだものを置いておきましたが
遠慮のカタマリ1枚を除いてみんな持って行ってくださいました。
(後日、「楽譜下さい・・・」と言ってくださった人も数名!)
そして、なんといっても世界初演の「月うさぎ・波うさぎ」。
初日には、山中先生にもお越しいただき
なんと、ご自身にもおはなしいただきました。
後半は、ドビュッシーの小組曲。
石田センセにドビュッシーの役割を説明していただいた後、
ヴェルレーヌの詩はもちろん、ヴァトーの絵もご紹介しながら
演奏させていただきました。 画集が重い~
でもきっと石田先生もマイクが重い!?
最後は、魔法使いの弟子。今回唯一のオケ編曲。
秋の配信コンサートで演奏させていただきましたが
やはり手ごわく、でも分析しつくすほどに面白い曲です。
そしてビスには、キャンディード序曲を。
2013年に、プリモとセコンドを逆にして演奏したのを
覚えていてくださった方もいらっしゃいました。
ありがたい限りです。
こうして、長年応援してくださる皆さま、
そして、こういう時だからこそ!と、ご参加してくださる皆さまのおかげで
今年度もなんとか無事に終えることができました。
このような時にも関わらず快くスタッフを引き受けてくださったみなさん。
そしてなんといっても、サロン・テッセラの皆様方。
初回の3月11日。
初めましてにもかかわらず
ピアノの横で一晩寝泊まりさせただいてから、10年になりました。
毎年のように、心温かに迎えてくださる事に
どれだけお力をいただいているかはかりしれません。
今後とも宜しくお願い致します。
最後になりましたが、今年も
東日本大震災遺児支援にたくさんご協力をいただきました。
後日、改めてご報告させていただきます。
ありがとうございました!またお目にかかれますように…
大変な状況の中、お越しいただいたみなさま
本当にありがとうございました。
去年から延期に延期を重ねていた東京定演。
今回も迷いに迷いましたが、
テッセラさんの感染対策、そして収容人数を半分以下にして
開催を決めました。
入り口での検温、そして建物内での手洗い、
そして、換気の対策など様々にお願いさせていただいたにもかかわらず
温かい場をつくってくださり、本当にありがたかったです。
心より感謝を申し上げます。
トークも既定の線よりは更に離れて、マスク着用。
演奏中の換気はもちろん、曲間も扉をあけました。
藝術の役割って何だろう。
こうして音楽に向き合う事で、地球の一員として何を担うのか
いつもに増して、考え続けてきた1年。
無事、第1日目終了。
10年たちました。
そして、これからも続きます。
三陸鉄道の途切れた線路跡。
田老地区の堤防について自分の考えを述べてくださった青年の横顔。
一本松の前に広がるの巨大ベルトコンベアー。
石巻出身の学生さんの突然のフラッシュバックの涙。
気仙沼のおばちゃんの「来てくれてありがと」の笑顔。
南三陸さんさん商店街のおいしい海の幸。
そして、福島のみなさんの温かい笑顔。
なにもできない自分けれど、ずっと心に大切に生きていく。
改めて、心に確かめた日。
明日も、祈りをこめて音に向きあうのだ。
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