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2007年7月 1日 (日)

「トルコ行進曲」作曲やさんのモノローグ 1

Toruko_4

Piacellioというスンバラシいメンバーと出会って半年。
この珍しい編成は、常に編曲と背中合わせ。毎回の大行事ならぬ格闘技になっている。

今回のメイン編曲はトルコ行進曲。
この曲に出会ったのは小学生のとき。
1オクターブも届かない小さな手とともに生きてきたその頃、突然この曲は私の目の前に現れた。
最後の1ページはほとんど1オクターブの嵐。小さな手の私はそれこそ

「じっと手をみる…」

しか無かった。

今回の編曲は、この辺のいきさつが私の中に渦巻いている。
へっへっへっ、3人もチェリストがいるではないか!
とはいっても、原曲を3人に振り分けるだけ、なんてナマっちょろい事はいたしません。
弾きたくても指が届かず、必死にどうやったらモーツァルトが書いたように弾けるかを考えたあの頃を思い出し、
今回は、どうやったら必死ながら、しかも全員で楽しめるかを考えている。

ふむふむ、1番チェロはMさん、そしたらこれくらいは書かないと失礼だな!
(ごめんなさいMさん、あんな音域で走り回るなんて…)
おぉ、2番チェロはSさんか。チェロのタタキは任せたぞ。
(Sさんの楽器は確かすでにかなりなご老体だけど、許してください!)
あれ、指ぱっちんは誰しかできないんだっけ?
あぁ、3番のIさんだ。そしたらこのメロディーはここまでにして後は指を湿らせとかなきゃ!
(←実際に全員で「指パッチンオーディション」を行って決定しました)

そして、肝心のピアノは?
それは、まだマッシロ…

誰かピアノパート書いてください!!


そう、格闘技なのは決して見かけではなく、頭の中。
そして今日も、移動ヒコーキの中、隣のおじさんからの
「なんだこの子は?一人でニコニコ楽譜を書いて変なやつ…」という視線も物ともせず、
楽しく楽しく編曲作業をしているのでありました。

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