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2009年8月27日 (木)

いろんな楽譜

いよいよ、秋がやってきます。
オソロシー季節です。
今日も色んな楽譜と向き合いました。
まるで、作家はモチロンのことジャンルも全く違う小説を次々読んでいるみたい。

まずは、今必死の譜よみメンデルスゾーンeyeglass3曲。
3曲を通すだけで55分かかります。

彼の楽譜の書き方は比較的緻密で、スラーの書き方がとても面白い。
Mentori_2 ピアノは細かい。この違いは?

ロマンティックではあるけれど、基本は古典的。
URテクストを使っていますが、どう考えても抜けてる?と思いながら
でも、まずは譜面どおりにむきあってみると意外な発見になったりする。
Variation_2
↑アウフタクトのスタッカートの変遷に注目!毎回違うのです。

ピアノも音が多いと言いながら、実は比較的弾きやすい。
でも、今の鍵盤よりはきっと軽かっただろな。

続いて、ブラームスのピアノ四重奏曲第1番。
これは来週大阪クラシックで本番です。ゲゲゲ…sweat01

これまた激しい作品で、さらうだけで…おなかが空きますtyphoon
Henle版とBreitkope版を比較しながら使っていますが、結構違います。
彼の作品は、すごく内に秘めたロマンのエネルギーがすごいですが
その音の多さとはうらはらに、すべての構造がよく聞こえるよう
キチンと整頓された状態にあります。さすがブラームス!

よって、「楽譜に忠実に余計なことはしない」。これが特に大事な作曲家といえます。
しかし…手の小さい人間には試練。
ブラームスとは、手の形が昔から合いません。
音が分厚くて和音のバランスを取るのに神経を使うのですが
手の開き方がどうも骨格と合わない!
音楽に自然と持っていかれて思い描く方向と、自分の手の方向が一致しないので、
いつももがいてばかりいます。
今日もしっかりとモガキました…。好きなのに遠い作曲家。

続いて、シューマン

今書きながら思うに・・・・
時代が近いからって、ブラームスの後でさらったのが間違いsweat01
ピアノ五重奏なので比較的マシかなと思いきや、結構たぁーいへーん!
確か、幸せまっただ中な頃の作品なので、
そのエネルギーがよい意味で爆発fuji
色んなところで弦楽器とピアノがユニゾンで書かれているのですが
キチンと弦楽器とピアノで書き方を変えているのが面白い。

Pianoq
               ↑当たり前なようにも思いますが、キチンと書き分けてます。
                弦楽器の弾く特性をスタッカートに表現したのだか?


この春にも、チェリストと遊びで弾いて…つまり
チェロ以外のパートを全部弾いて何日か遊んだので
ついつい色んなパートを間違って弾いてしまう。
意外とヴィオラがおいしい曲でもあります。
シューマンってピアノ四重奏曲もヴィオラがおいしいと思うのですが
好きだったのかな??



続いて、某日本人の作品。

明日のレコーディングセッションのために弾いていたのですが
急に世界がドロン!と変わって、しばらく夢の国に行ってしまいました。
強弱など細かい表記がほとんどないのですが
それだけに、当然のように耳が行くのは和音のカラー。
水彩画の移り変わりを表しているかのような曲が10曲。


続いて、中田喜直さんスカルラッティの歌曲そしてモーツァルトのオペラ。

これも来週に本番がありますが、すごい組み合わせ。
でも、突然日本語の作品をひくと色んな発見があります。

たとえば「きっと」。
「きっと」この一言にどんな音を描くか。
一言なのに発音は二つに切れます。
この作品はキチンと小さい「っ」に休符が書いてあるのですが
これがまた意味深をさらにイミシンにするのです(笑)
「き」には、ピアノにはスタッカート、歌にはなし。
それだけでも、色んな表情の付け方があって楽しさ倍増!
子音がきつくなくても話せる日本語ならのではの面白さ。

続いて、再びシューマンのアダージョとアレグロ。
これも再来週本番。
この作品も色んな楽器と演奏しましたがピアノパートの書法に、
いつも悩まされます。
3連符と8分音符のリズムが縦同時に書かれている場合、
同じ意味なの?とついついなし崩し的に弾きそうになりますが
キチンと二つの流れを出すことが大事。

Adagio よく有る書き方ですが!

今回は違いますが、もともとホルンの曲で、
やっぱりホルンと演奏した時がその特徴がでて面白い!

帰宅してから…house

ロイドウェーバーという曲。どうやら作曲がロイドウェーバーではないらしい!?
なにがなんだか分からずさらってますが、
beerを飲んだ後に読んだら面白そう!というカントリーの曲でした。
譜読みだから当然なのですが、真面目にノリノリnoteってのは
我ながらキモチワリー。


そして、ピアソラの冬。
スタジオ譜というのは、アンサンブルの曲でもピアノパートしかない譜面。
そうすると、大問題が…。
他のパートが何をやっているのか全体像を見ながら弾く癖が
ついてしまっているピアノやさんとしては、????の世界が訪れてしまう。
ブエノスアイレスの冬ではないし、こりゃいったいどんな曲なのでしょ?

勝手に頭で想像しながら譜読みしてしまった…。合わせが楽しみsun


というわけで、
ドイツのロマン小説から始まって、日本の近代小説を経て
最後は映画小説を読んだbook

さぁて、次は何にしようかな。
まだまだあるぞ、譜読み大好きscissors

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  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
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