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2010年9月27日 (月)

本日の授業0927

<和声 III>

月曜日の授業が飛びん飛びんに飛んでいます。
っというわけで、サブドミナント諸和音を扱うこのクラス。
しばし、和声学を中断してアナリーゼの時間に。

もともとサブドミナント諸和音は、自分でしっかり意志を持って和音を選ぶということと
直結して学習するべき分野です。
和声学が、実際自分の演奏する時にどうつながっていくのか
つながらないことも多々ありますが、
実際、自分の専攻楽器で演奏する時、自分で意志を持って曲を作り上げていく
という事を考えていく時間にしてほしいのです。

なぁんて、書いていると真面目だけれど・・・実際には!?

最初はハープ屋さん。
グリンカのヴァリエーションを持ってきてくれた。
グリンカと言えば、劇場作家バリの恥ずかしいほどのくささが。
かつて、ピアノトリオで笑わずに弾くのに苦労した覚えが有り
「ねぇ、あまりにストレートだよね。」と二人で苦笑い。
いざ分析してみると、これがまた大シンプル大会。
今日は第1変奏曲を主に。転回形が変わる位置をどうとらえるか
(バスがどこで動くかにつながる)
例えば同じ I の和音でも基本形、第1転回形、第2転回形では
役割が違うので、その事を感じながら分析。

続いて・・・
本日、後期初出勤のピアノやさん。
バッハのシンフォニア。
まず、全体像としてテーマ提示の部分とそれをつなぐ部分の
緩急を大まかに捉えた後、
動機をどう扱って曲がかかれているかを主に学習。

実際そうやって一緒に細かく検証していくと、
いやー!やっぱりバッハってすごい。
一つの要素からいろんな姿を引っ張り出して有機的に書いてある。
今度はこの要素を意識して、今度はこちらの要素をなぁんて
一緒に連弾して弾きながら色々試してしまった。

続いて・・・
いつも真面目出勤で、和声学IVくらいまではすでにバッチリの音デやさん。
自分の目指す作曲分野のために、
自分の音楽のストック幅を広げたいと、クラシックだけでなく
ジャズ、民族音楽、などなどを只今研究中。
今日は、ジャズがどのように音を選んでいるのかを
月初めに弾いたばかりのカプースチンをもちいて検証。
カプースチンの場合はクラシックからみたジャズなので、
キチンと楽譜に置き換えてあるのはもちろん、形式的にもジャズとは少し違って
ソナタ形式を(かくれソナタ形式だと思う)軸にしているため
すんなりと入りやすいのだ。
解決しない付加音の話から、ラヴェルとの共通点、さらには
解決しないというところから、和音自体が音色の役割をする
ドビュッシーの書法まで広がってしまった。
なぜだかラーメンのチャルメラで具体例を挙げてしまったけれど
次回は、自分で考えてみてくださいね。

最後は、サックスやさん
来てくれてありがとう。いつも朝心配してます。
遅れてでも、とにかくいらっしゃい。
ドビュッシーが好きで、副科ピアノでもドビュッシーを弾く事にしているとか。
サックスのラプソディーを持ってきてくれました。
「せんせぇ、こんなんどうやって分析するの?」っと。
そう、和声学だから和声の分析をすると思いがちだけど、
ドビュッシーは和音の概念を変えた作曲家でもあります。

「最初からしてワカランですよ。ソー(♯)ソー(♯)って。」

あはは。そりゃそうだ。
わざわざ、和音にしてないからこそ人間の耳は
おっ!?なにが始まるんだ?って沢山の可能性を持って
楽しみに聴くんだから。
ひょっとしたらcis-mollの I の第5音かもしれないし、Vの根音かもしれない。
それらが、うやむやーっとしているうちに、すっとAsのフラットの響きに
置き換わって、そこで色合いが ふゥォっと変わる。

そんな面白さ。
和音記号を書かなきゃという小難しいことに頭を費やす前に、
なぜ自分がそのように感じるのかから入っていこう。
そうやって、え?何の和音だろうっと沢山の可能性を感じる事自体が
まずは大事なんだから。
・・・これで終わってしまった。
ドビュッシーにしては、なげやり(?)な作品なのでどこまで深く行けるか
分からないけれど、楽しみにしています。

それにしても、時代と分野がバランバラン。エライコッチャ。
っといいながら、楽しいのだ。

<和声 I>
ようやく、後期のフルキャストに出会いました。
初めましての方々から前期に引き続きの方々まで。

さて、授業はもう2週間ぶりというだけで、大混乱。

「同じ音を同じとこー」
「ほら、こんな感じ、逆行」(←両腕で拳法の構えみたいな格好している)

ハイハイ。「保留」と「反行」ですよ。

・・・。

動物園状態ですが、新しい世界に少し踏み出しました。
基本形三和音同士の連結の例外その1。

「II→V」

来週まで、理由と共にしっかりと覚えていてください!
いえ、来週と言わず永遠に。

頼みますっ。

お昼休みには、高校へ。
てろりんを少し詰めました。
今日は、イモくさい2曲をどうやって演奏し分けるか。
同じイモくささも
歌い方、速度。地声と裏声などなど。

そこまでやっていいの?という発想の自由さがとても若者、ステキです。

明日は通し練習。さて、どう仕上がるのか!? 楽しみ。

午後は、来月の下旬にせまった長野のコンサートの合わせへ。
半蔵門線に1時間ほど乗りっぱなしだったのですが、
さすがにエネルギーを使い果たしたらしく、電車では
左右いろんな人に衝突事件。
みなさま、ごめんなさーい。

どうして、じっと眠れないのでしょ。

モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番
シューマンのピアノ三重奏曲第1番
ブラームスのピアノ四重奏曲第1番

なんだか、みんな1番だな・・・。楽しいけれど

 ガッツリ!

終わったら、モヌケノカラ状態の aiai デシタ。
あぁ、明日の検定を作らねば。カキコキはどうする!?

試練(!?)は続く・・・

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