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2010年9月11日 (土)

大阪市中央公会堂 中集会室

今日は3公演はしご。

0911

10時からゲネということで、朝からJRで移動していると
前に座った、おばさまに話しかけられました。
さすが関西!そういや、学生の頃駅名が書かれた回数券を指で持って爆睡。
知らない人に、いつも「熊取やで、起きぃや。」っと起こされていたな・・・。

午前は第76公演。
暑い暑いなか、沢山の方にご来場頂き、本当に感謝です。

さて・・・。カプースチン、いよいよ今日が初お目見え。
ウクライナのピアニストで、ラジオで聴いたジャズに興味を持った彼の作品は
クラシックとジャズの融合した作曲家。
過去に、クロード・ボーイングの作品で同じような路線上のものを演奏しましたが、
カプースチンはさすがロシアのピアニスト。ピアノがやたら動く。
とはいっても、そんなに難しいわけでなく、どちらかというとジャズ特有の
面白さを、すべて楽譜に置き換えてあるのでアンサンブルが大変!

書かれた拍子と耳からの感覚がずれている箇所がいくつもあります。
ともすれば自分のパートだけに必死になりそうなものの、
このメンバー本当におもしろい。キチンとお互いのパートの事を考えあうのです。
そしてしっかりとらえた後、納得したうえで相手のことを完全に無視して演奏(!?)

なぁんて。

井上さんが、曲のことをきちんと調べて皆さんに説明してくださいましたが
本当にはらはらドキドキの本番でした。

おマケに、ピアソラの楽譜忘れたぁ。
昨日の夜、フルート譜を作ってチェロ譜のチェックをして・・・なぁんてやっていたら
肝心の自分の楽譜を入れたファイルを滞在先に置いてきてしまい、
こともあろうに、チェリストSちゃんには本番中にそのことに気づかれてしまった。

およよ。ごめんなさい。

Sちゃんことイッシーリスさんには、学生のころからお世話になっているので
aiai の扱いはなんのその。
この公演は、黒系でと言われていたので黒のブラウスにベストを着ていたら
「はい、そのブラウス脱いで。ベストだけでいいから」と。

あれよあれよという間に、道路工事のおっさんのような姿になってしまった。


Dokan_2 ←立つとホントに工事のおっさんなのです。

そんなイッシーリスと、心やさしい井上さんとのトリオ。
いろんな冒険がともにできて、楽しい時間でした。ありがとうございまっす。

さて・・・
中央公会堂は、歴史的建造物。
会場はもちろんのこと、控室もとっても趣が有ります。



そんな場所で、続いて第80公演。

80kouen_2

このメンバーで去年も一緒に演奏させていただきましたが、
今年はマーラーとリヒャルト。
えぇ~?っと驚いたものの、発案者ヨシュメット(うっきー2号)はマニアック。

奉職先の図書館でリヒャルトの楽譜を見つけてしまったのが運のつき。
(なんたって、司書さんに楽譜を出してもらった時、第1発見者のような楽譜が出てきた!)


本当にハズカシイ3曲を演奏することになってしまった。
っといいながら、実は楽しんでいたのですが…。

とくに3曲目のアラビアン・ダンスは、合わせをすると一度も合わないので
この度は、ぶっつけ本番。
そしたら、ぬぁんとばっちりカンペキscissors

終わったとたん、お客様から笑いが起こりました。
というくらい、ケッタイな曲なのです。ハイ。



こういうプログラムなので、なんとアンコールはがっつり。
ブラームスのピアノ四重奏曲第1番の第4楽章になってしまった。
やっぱり、曲の密度が違う。いつの間にやら曲の内容に引っ張られ
必死になって演奏している自分が・・・。

熱くなりすぎて、最後に急遽リヒャルトのモルゲンを、
9.11への祈りを込めて演奏させていただきました。

80kouen2

このメンバーにはいつもいつも、不思議ワールドに連れて行かれます。

美しい音の、なぜか面白いサクマーヒン
マニアック路線を引っ張るヨシュメット
力強いチェリスト、イッシーリス

こんなに個性豊かなメンバーに入れていただいて
おサルaiai じゃなかったアイッシーはホントに幸せです。


(注:これらの名前はこの4人で車移動中に相談の上、命名されましたpaper


長くなってしまったので、第85公演はまた後日…

      (上梓しました。こちら→第85公演

暑い中ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
音楽の灯火が、みなさまに温かな心をもたらしますように。

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コメント

アラビアンってぶっつけだったっけ???
いやー楽しかった。
ほんと不思議な4人だよね。また何かやりましょうrockdash

カプースチンはミックスジュースでは不可能だよね・・・・・・・・・・・

アラビアンはぶっつけだったよ。
1週間前の時もやらなかったし…。
すごい集中したわ。

カプースチン、ミックスジュースでも大丈夫だよ。
こないだ、サックスと現代ものをやったら何かがふっきれたpaper
田村さんもあのピアノならそん色ないって言ってた。
不思議だ・・・

それにしても、楽しい時間をありがとう!

aiaiさま
熱いあつい大阪クラシックからもう2カ月。
9.11(土)は朝から夕方まで(76、80、85公演)友人たちと楽しませていただきました。
初めて聴くカプースチン、クラシック音楽とは一味違った音の取り合わせが魅力的でした。他の曲も聴いてみたいと思わせるような興味をそそる作曲家ですね。遠目にも楽譜がすごく込み入っているように見えました。そしてピアソラは……頭の中に楽譜を広げるのでしょうか。
カルテットは、昨年来のメンバーの方々のハーモニーのファンにとっては一番の聴き処でした。そしてブラームスが聴けて感無量。また1曲通して聴きたくなりました、ぜひ。
85公演は、交代で弾かれるものと思い込んで最後列から聴いていましたが、音がどんどん豊かになって「これ一人?」と思って背伸びをしてやっと連弾と知りました。楽譜は一つなのでしょうか。
ラヴェルは音の軽やかさが印象的でしたが、終曲の最後のさざ波のような音(グリッサンド?)では指が擦りむけませんでしたか。

……思い出話は尽きませんが、知らなかった曲に出会えてまた少し豊かになった気がしました。
素晴らしい曲がたくさんあるということに気付かせてくれる、これが大阪クラシックの良さの一つなのかもしれませんね。
そして、一期一会、
受け手もまたそのような気持ちで聴いていました。
幸せな一日を有難うございました。
来年も楽しみにしていますね。 ten

tenさま
ご無沙汰しております。
朝から夕方まで・・・。あんなに暑い中本当にありがとうございます。
そして、2カ月も前の事をこんなに思い出していただいて本当にうれしいです。
今年はカルテットの合わせが本当に少なく、あわわわだったのですが、あの4人ならではのプログラム。
ブラームスも、実は一度しか合わせをしないまま本番を迎えました。
また、いつか再び追求しながら4人で演奏する機会が有りますように…と願っています。

カフェ・ド・ラ・ペ、そんなに大変な場所で聴いて頂いていたのですか!演奏者はどうしても視覚が入るので、逆に耳だけで聴いてみたい気もしますが…いえいえ長時間ありがとうございました。
ラヴェルの最後は、グリッサンドです。
私の指はなぜか・・・丈夫です!ご心配ありがとうございます。
爪を使って演奏するのでそんなに負担はないのですが、実はグリッサンドはグリッサンドでも曲想の音色によって爪で流したり親指の腹の横で流したり、使い分けていました。

今年の大阪クラシック。全部で4公演参加させていただきましたがどれもひとつひとつ思い出深いです。
お話しできた方もそうでない方も、いろんな方々にお会いできたのが、自分にとって一番の財産かもしれません。
一期一会、そんなふうにtenさんに聴いていただけて私も幸せです。
ありがとうございました。
また、来年もお会いできますように・・・。

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