大雪視察リポート!?
羽後町には、名物企画マンK野さんという方がいらっしゃいます。
町の文化を大切にするだけでなく、外に向かっても発信し、
どんどん行動に移して実現してぐいぐい引っ張るスーパーマン。
(実際には、かなり面白い人です・・・。)
その、K野さんたちが20年以上も前に始めた名物行事
「花嫁道中」
お嫁さんが、馬そりに曳かれてお嫁に行く行事。
その距離が尋常ではなく、お昼の14時に出発して
峠をこえて嫁入り先?につくのが19時半。
その道は、キャンドル・ロードといってK野さんたちスタッフや
町のみなさんが、小さなかまくらを作ってその中にろうそくを灯す。
それが、なんとも幻想的。
七曲峠にさしかかると・・・ 道の両脇に灯る
途中、峠の茶屋でえんぺっこを
←ここは地球のド真ん中。
更に峠を降りて行くと、いつも振る舞い酒を出して下さるお宅で…
炭火に当たりました。 コワイ!?
ここの辺りは、相当気合いをいれて作ってくださっていて
本当に幻想的・・・。
そして、ついに到着会場の旧家へ到着。
お祝いの花火が、どぉ~ん!とあがりました。 おめでとうございます!
それにしても・・・寒い!マイナス5度よりは寒いとのこと。
長時間、橇をひっぱった12歳の馬くん。おつかれさまでした。
こうして、沿道に数え切れないほどのキャンドルが灯り、
(なんと、当日に作るのだそうです。)
たくさんの方々にお祝いされて、本当に素敵な行事です。
今年も、某番組やたくさんの取材陣が。
もう、何年もわたって続いているこの行事。
「スタッフも最初から変わらね。変わったのはうちらが年取ったことでぇゃ。」
とK野さん。
「文化や芸術など、行政にしかできないことをやっていくんだ。」
と、車の中で熱く語る背中には、
連日にわたる雪おろしのお疲れもみえました。
車に乗ると、各地区の屋根を観察して「ここは誰々んちか?」と
雪に押しつぶされていないかをチェックし、
翌朝も、朝の早くから色んな地区へ雪おろしに出かけていらっしゃいます。
こんなに寒さ厳しく、自然の猛威のふるう中
心の底から温かいみなさんが住む町、羽後町。
最初の中国琵琶の伴奏のときから、毎回会いに来て下さる
くえもんさんご夫妻、ホッとする笑顔のAさん、ご結婚おめでとうのHさん、
聖母マリアさまと呼ばれるH子先生
ヘラ餅やあまっこをごちそうしてくださったSさんご一家さま
K田旅館の女将さん、年齢不詳のFM湯沢のTさん
セブンコールのみなさん、お蕎麦屋彦三のご主人…
他にも、バッタリお会いした方々にも温かい声をかけていただいたり…。
(旅館では、顔パック中にまで話しかけていただいて
顔がテカテカのスゴイ状態で失礼しました。)
もう、数え切れないくらいの沢山の温かさと心の栄養をいただきました。
本当に、ありがとうございます。
何十年ぶりの豪雪。
どうぞ、お身体を大切にされてください。
また、お会いできますように。
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