« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

2011年3月31日 (木)

コラボ・コンサート

今日も素敵な仲間に出会いました。
しかも、色んな年代といろんな場所で。

おかあさんのお膝で座るのがやっとの子供たちから大の大人まで。
そして、会場の長野県東御市はもちろんのこと、
スペイン、そしてみんなを見守ってくれる天界まで。

生前の洋子さんが持っていらした熱い思いが、
再び集まった日でした。

「音楽をとおして、子供の個性を大切に育てていきたい。」という
ミュージック・トゥギャザー。
その活動に参加していらした親子のみなさんと、コンサート。
会場いっぱいに、ゆかりのみなさんにお集まりいただきました。

まず、洋子さんの先生でいたらした、まろさんが、会場のみんなと大自然。
身近な素材でできる、想像力の宝庫。

そして、洋子さんの熱い思いをいつもそばで感じていらしたKさんによる

「この道」「空がこんなに青いとは」

そう、今日はいい天気でした。
この空は、みんなみている。
だからこそ、みんなの気持ちをうけとめられる清らかさであってほしい。
そう思いながら音楽に向かいました。


そして・・・
チェリスト・カエルとのコンサート。

小さなころから身体で、音をうけとめてもらいたい。
大きくなってももちろん、歳をかさねても。

そう願い、二人で演奏しました。

音楽に、子供も大人も簡単も難しいも関係ないです。
なので大好きな曲、そして今伝えたい曲を演奏させていただきました。
途中、まろさんの不思議な風の音が入ったなぁ。
頬で風を感じてびっくりした・・・

パーカッションあり、歌あり、チェロあり…。
しかも、みんな分野は違うのです。

いや、音楽に分野なんてものは無いか。


洋子さんを囲みに、集まってくださった親子のみなさん、
洋子さんゆかりのアーティストのみなさん、そしてそのご家族、
たくさんの人たちの温かさのおかげで、今日を迎える事が出来ました。
本当にありがとうございます。

Hana かわいいお花いただきました。


よなよな、モダンアートの一人者であるご主人関さんと
スペインにいらっしゃるお嬢さんのメッセージを囲んで
たくさんお話しをしました。

本当に、ワンダフルなご家族です。
強い強い絆から生み出されるパワーを感じます。


居間に飾られた洋子さんの写真をみていると、今にも

「ねぇ、すごいのよ!」

と動き出しそうです。声がきこえてきそうです。
身体中で喜びを表し、考えている事を発信し続けていらした姿が
あまりにも印象的で・・・。

いや、きっと今も隣に居てくださってますね。
今日も笑顔ですね。

これからも、ずぅっとみんなの隣に居てください。

洋子さんから、今日もまたたくさんのエネルギーを頂きました。
しっかり受け継いで、伝えて行きます。

そしてまた、「洋子記念コンサート」での音の再会、楽しみにしております!

See you again !!

小さなおて手から絵葉書もいただきました!Hagaki ありがとう!

2011年3月30日 (水)

深夜の…

大事件。

っと今となって言えますが、本当にびっくりでした。

東京から車に乗せていただいて、(遠くまでお迎えに来ていただきありがとうございます。)
22時半頃、長野の1600メートルの滞在先まで登った数時間後・・・

深夜にまさか山を下る事になろうとは。

しかも、途中からピーポー車。

Mさん、東京から運転でお疲れの中、更に凍てつく道路を安全運転で
しかしながら、チョッパや運転ありがとうございました。

そう、山の上で119番しても来るまでに時間がかかるので
こちらからも同時に降りていく必要があるのですcar
山を降りながら119番の主と、電話で綿密なやり取りがあります。

「消防ですか救急ですか?」のお決まりの応答から始まり、
きっと訊かれるであろうと脈を測り(こんな時、体内メトロノームが役に立つ)
予め頭の中で準備しておいた質問応答

名前、年齢、症状、そしてそれが何時ころからか、息の荒さ、脈拍。

描いていたとおり伝え終わった・・・っと思ったら
この後、未経験な質問が降ってきた。

「ドッキングしようと思いますが、車の種類とナンバーは?」
「N市民病院予定とのことですが、道はどこを通る予定ですか?」

えっsweat01

ワカラン。
第一、ドッキングってなんだいな?

話をしながら、
「途中で待ち合わせして救急車に乗せ換えること。」
を意味すると判断。
まさか、ピーポー車と一般車がガッチャンとくっつくなんて有り得ん。
そんなの見たことないぞ。

無事、ドッキングもおわり午前3時半に無事救急に搬送されました。


・・・って。
運ばれた主とは、翌日(いやその日か。)コンサート予定。
救急搬送されて、代わりに書類を書いた後は
待合室でなんの情報もなく待つのみ。

症状がエライコッチャになっていたらどうしよう。
もし演奏できないとなれば、かわりに何を弾こう…
自分一番伝えたい事はなんだ?
とにかくとにかく、病状が大事に至らないようにと願いながら
うつらうつらしながら朝を迎えた。

朝7時、 「色々調べたけど今のところ原因不明なんですよ。」
という医師の言葉の後、病人本人と面会。

いつものバリトンで第一声。

「間に合うかな、本番。出るの1時だよね。」

「・・・・。」 

よかったぁ、無事で。
しかも、弾く気満々。
このスンバらしきマイペースは、やっぱりカエルです。

それにしても、一晩激痛に耐えて、
CTやらなんじゃら、からだ中を調べまくられ、
血をぬかれ、点滴の太い注射針を何時間もうでに入れられ、
退院後も水しかのめず、合わせもできず・・・

 本番でよくあんだけ弾いてくれるもんです。

「好きなきょくばっかりだから。弾いてたほうが元気だよ。
だから調子悪い時は弾いてた方がよかったりする。」

と、終演後のたまったもんだ。

そのマイペース、ホント尊敬します。
大変な中、一緒に演奏してくれてありがとう。

でも、身体は大切にしてね。ケロケロ。


後日談:

救急車の中で・・・

aiai:
心電図や脈の様子を画面で観察しながら、
苦しそうだな、大丈夫かな、頑張れ!

っと思っていたら

カエル:
救急車の中ってうるさいね。眠りたいなと思っても寝れないし、
眠りかけたら「大丈夫ですか!?」と揺り起こされるし。

っと思っていたらし。
さすが大物カエルclover

2011年3月29日 (火)

富士山

ANA144 関西→羽田

再び東京へ。

こんな事が多いけど

チョコン! Fuji1

Fuji

今日はきれいです・・・

アイアイコンサート

長野から、かわいいチラシが送られてきました。

Aiaimini おっ!おサル aiai が居るbanana

かつて、菅平高原の草原で一緒に歌って行進したHちゃんが
イラストを書いて下さったそうです。

当時、3歳だったのにいまや小学校も卒業して・・・
みんな大きくなっただろうなぁ。

あの時に、大きななべでつくった豚汁。忘れられません。
標高1500メートルで吹いた、ピアニカ(正確にはメロディオン)
頭がクラクラしたけれど、楽しかったなぁ。
緑の香りの中、たくさんの子供たちと行進しながら…

・・・酸素が不足して、倒れそうでした(!?)

あの時に、隣にいた関洋子さん。
今でも、その声が聞こえてきそうです。

今日もきっと笑顔ですね。
31日、天界の関さんと交信できるのを心から楽しみにしています。

2011年3月28日 (月)

神戸

今日は月に一度の、神戸で子供たちと作曲の日。

今回の地震後、はじめて。

こうしてみると、昔のことが思い出せないほど
たくましく復興したものです。

レッスン後、これまた不思議な空間でホッとひといき。
何十年もむかしに、足を踏み入れたかのような。

 やわらかい日差し、空気、お水、そしてお人柄。

ホッとする・・・
そう、欲をこえた普遍的なかおり。

ここはきっと、ずっとかわらない。

2011年3月27日 (日)

再び関西へ

JAL177 羽田→関西

明日の神戸を前に、祖母のうちによりました。

Onosato 男里川

小学1年生頃まで、このあたりで過ごしました。
ふな釣ったり、おおきなオタマジャクシつかまえたり。

Onosato2 地元の有志できれいにされている川

もうすぐ、桜が咲くかな・・・

2011年3月26日 (土)

チャリティー・デュオ・リサイタル

すみません、昨日帰宅したらコンサートの報告を書くつもりが・・・

なぜか、涙ばかりでてきて頭がぼわぼわして書けませんでした。

みなさんからいただいたあまりにも沢山の温かさが思い出されて
自分が居なくなってしまいました。

なんせ、ちいぽけなちっぽけな人間なので。

自分には、もったいなすぎる・・・。

やっと少し自分の頭が見えてきました(!?)ので
少しご報告を。(3月27日記)

25日の延期公演、無事に終える事が出来ました。
ありがとうございます。

本当に、皆さんの温かさにつつまれた不思議な時間でした。

なんだか、指は自分の指のようでいてたくさんの人の代わりであり、
眼は楽譜をみているようで、ほとんどどこかの世界を見ていました。

もちろん、自分たちの音楽には集中しています。
でも今、もう一度思い出そうとすると…。

 なぜだか、そう思えます。

本当に、みなさんの温かさがあってこそのコンサートでした。
メンタル的にも物理的にも大変な中、あんなにも沢山のひとに集まっていただき、
募金も、休み時間に途中報告をきいただけでも○万円を越え、
新タオルも、終わってみてびっくり!
とても70人の力とは思えない量のタオルがそこにありました。

そんな温かいみなさんに囲まれて、演奏出来るなんて
こんな幸せなことないです。


いつのまにやら、自分は無になっていました。



自分が生かされているという事を、改めて深く感じます。
本当に感謝です。

そして、隣にはいつも、心から尊敬し信頼している石田先生がいました。

地震後、1週間ぶりに再会した時、その姿は別人のようにゲッソリ、
たくさんの事を、心に深く深く受け止めた続けた姿でした。

でも、その繊細な心から発せられる音楽に、どれほど助けられた事か。
そんな石田先生が居てくださってこそ、初めて音楽に向かう事ができた
心からそう思います。


忘れられない日が、また増えました。


まだまだ、大変な日々は続きます。
これからの方が、大変なのかもしれません。

でも。

25日に皆さんからいただいた温かさを、心の大事な糧に
小さくてもひとつひとつ、歩んでいきます。

そして…
被災された皆さんに、また世界中に、
心穏やかな日がおとずれますように。


本当にありがとうございました。

2011年3月25日 (金)

フォト・メモリー

写真を撮っていただきました。

記憶は無くとも、写真が・・・

Tessera3  トーク中

立ち方にしてこの違い。
「シャキーンな兄ちゃん」と「ご丁寧なお姉さま」。
花柄な服を着ている事を、すっかり忘れていた…
よく、こんなに性格の違う二人が一つの曲を弾けるものです。ハイ。


サロン・テッセラ Tessera2

ピアノの音が、隅から隅まで伝わるホールです。
オソロシイ。すべてがばれてしまう。
でも、逆に言うと、表現したい事はみんな伝わるのです。

そして・・・
奥に立っているのは、譜めくりの I さん、
ずっと、私たちと舞台に出っぱなしで、
しかもドアマンまで冷静につとめてくれました。
めくり難い連弾譜を、きちんとめくってくれてありがとう。
おかげで、安心して演奏に没頭できました。

照明も、私たちの、「できるだけ、暗くお願いします。」という要望をにたいして、
ライト照度の配合具合で、色々起きてしまう不具合を微調整。
ぎりぎりなところまでオーナーさんが調整してくださいました。
ありがとうございます!

Tessera1 トークその2

険悪 !?
いえ、そんなことは有りません。
しかし・・・なんだかおびえた目をしている aiai でありました。
これは、スペインを演奏する前の様子かも。

アルコール アンコール中 Tessera4

(ご指摘ありがとうございまいしたsweat01

使う予定で無かった方の楽譜が、譜面台にのっていたそうです。
記憶にありません・・・。
それにしても、石田先生すごい気合いだ。



そしてそして!

Friend  素晴らしき仲間

今日のコンサート、この4人の方なくして出来ませんでした。
急遽、レセプショニストのお願いをしたにも関わらず
快く、引き受けてくださいました。

熱い心のMさん。
プロの存在は本当にありがたかったです。
遠くから本当にありがとう。お郷の東北が少しでもはやく復興しますように。


宇宙人Yさん。
大変な時にこそ、いつもの笑顔。大学時代から心でお世話になってます。
お誕生日だね、おめでとう!


どんとこいお母ちゃんのEさん。
なんでも気がついて、すぐ行動してくれるみんなのおかあちゃん。
この恩返しは、近々・・・。楽しみにしています。


ピアニストY先生。
自然な姿が素敵な先輩先生。なにげない心遣いにいつも助けられています。
ありがとうございました。またいつか、一緒に飲めますように。


そして、心やさしき相棒の石田多紀乃さんと、寝ぐせボウボウのハラダでした。



写真はないのですが・・・

テッセラのオーナーさん。
「いいですよ。どうぞ。」という言葉の温かな響きが、
なぜだかずっと、耳に残っています。

ピアニストでいらっしゃるオーナーのおくさま。
いつのまにやら、ゲネも聴いて頂き的確なアドヴァイスをいただきました。
ありがとうございます!

テッセラのお嬢さま
震災の日に「寒いでしょ…」と入れていただいたあたたかい飲み物とクッキーの味。
忘れられません。お心遣いの素敵な方でした。

オーナーさんご一家のおかげで、地震の日も無事に過ごせ
また、今日という忘れられない日を迎える事が出来ました。

こうして振り返ると、実にたくさんの方々に支えられたコンサートです。

みなさま、本当にありがとうございました! 

新タオルが・・・

コンサートで救援物資としてお願いさせていただいた「新タオル」。

びっくりするほど、集まりました。

コンサートを終えて間近でみて本当に本当にびっくりしました。
小さなコンサートなのに…

Taoru  すごいのだ!

本当に本当にありがとうございます。

っというわけで、コンサートが終わって直行した先は・・・
ヤマト運輸の配送センター。

少しでもはやく、運んでいただくために。

配送センターで更に・・・ Taoru0

 Taoru1_2 大きさにより梱包をまとめ・・・

(↑コンサートでの姿とはまた違うたくましさで、梱包作業の石田先生デシタ。)

箱のすべての面に「品名」と「救援物資」と書きます。
少しでも、運んでくださるひとの手間や、
行った先での分類の手間を省くために。

今日中にトラックは出発。26日お昼には支援物資を運ぶ運送会社
関根エンタープライズさんに到着します。


(これまでの、関根エンタープライスさんの動きはこちら)

http://aiharada.air-nifty.com/blog/2011/03/post-226f.html

http://aiharada.air-nifty.com/blog/2011/03/post-572f.html

http://aiharada.air-nifty.com/blog/2011/03/post-d6b2.html

この企業は、もともと物流関係の企業さんで、
行政が動く前から、いつもいつも行きとどかないところまで
きちんと調べて運んでくださる、心の温かいスーパーマンです。

行政が整ってきたところで、救援物資受付を26日で受付を終了するそうですが、
みなさんからお預かりした新タオルを必ず必要なところへ届けてくれる、
そう信頼して、送ります。

取り急ぎ、みなさまからお預かりした大切な物資のその後でした。

コンサートについては、今からの本番帰ってき次第ご報告します。多分…!?

2011年3月22日 (火)

25日にむけて

延期公演をチャリティー公演として行う事をきめて3日目。

どんがらがっちゃんです。

こんなにたくさん携帯でメールをうったのも初めて。
でも、ずっと心配だった人たちから

「無事ですよ。愛ちゃん先生も大丈夫でしたか?」

っと逆に心配して頂いて、心が温かくなります。
同時に、みんながそれぞれにこの震災を受け止めている事も伝わってきます。

まだ、外に向かう気持ちになれない人たちも、
行きます。出来る事はどんどんやります!っという人たちも、

ひとりひとり、顔が浮かびます。
みんなで受け止めなければならない震災。
ひとりひとりが、心で受け止めているのも伝わってきます。

真摯にきもちを伝えてくれてありがとう。

一人ひとりの色んな気持ちを受けとって、25日を迎えます。


おっと・・・
25日まであっという間。
レセプショニスト事務所も被災の影響をうけた事がわかり、
何から何まで自分たちでやらなければならなくなってきました。

えんらいこっちゃ。

でも、音を奏でる事ができることだけでも幸せな事。

今しかできない事をかならず伝えます。
そして、それがこの先に色んなかたちで
ずっとつながっていくように願いをこめて。

支援物資終結について

ご紹介したルートのうち

one 関根エンタープライズの情報です。

現段階で行きとどかない末端へまで、心をこめて運んでくださっていた
関根エンタープライズさん。

だんだんと大きく制度が整いつつある中、新体制に移行するため
以下の連絡を頂きました。

重要:受付を終了します。

 関根エンタープライズさんへの受付を26日で終了いたします!

以下、今日頂いた報告です。

・本日の救援物資の御届け先は、関根エンタープライズさんの4t車

2台が宮城県の南三陸町の町役場へ。

・朝、現地にドライバーさんが着くと、昨日まで無かった物資は
 すでに豊富にありました。


(宮城県トラック協会の方々が朝から大型トラックで物資を運んでくれていたのです。
さすが同じ業界の仲間です。素晴らしい!)←関根社長の言葉。

そこで、弊社のドライバーさんや立ち会ってくれている方々は、
少しでも多くの方々に救援物資をお届けしたいと思い、
現地の方に聞くと、10kmほど離れた志津川中学校の避難所はまだ物資が届いてないとの事で、
4t2台はそのまま志津川中学校に向かいました。
志津川中学校のそばには小学校もあり、
その両方の避難所の方々にみなさんの救援物資をお届けしました。
たったの10kmしか離れていないにも関わらず、かなりの温度差を感じます

↓ここからが、今後のための大事な情報だと思います

今一度、みなさんの御親戚や、お仲間の方々に情報を取って見て下さい。

本当に困っている被災地の方々に救援物資をお届けしたいです。

今後はさらに救援物資をピンポイントでお届けします。

 

【お願い】

岩手県 の沿岸部 、宮城県の沿岸部、福島県、茨城県、栃木県の被災者避難施設の情報。

①場所:住所ならびに、2t車、4t車、10t車が入れるか
②担当者:その人のお名前、携帯番号(その場所でリーダーとなれるひとの存在)
③物資:必要なもの(例、石油ストーブ、責任者意識)、必要でないもの(例、電気ストーブ、被害者意識)電気が来ていない被災地の場合。

 

以上3点の情報をお願い致します。

2011年3月20日 (日)

東京へ

ANA144 関西→羽田

東京に帰る日。
チャリティー公演も決定し、やる事満載。

関西へ来る時は、祖母へのプレゼントに
カルシウムドリンク1ダースを入れていたカバンも
帰りは、東北へ送るものと自分の避難道具。

今までいつも枕元に置いてあるサバイバルキッド、実は消費期限が切れていたsweat01

早朝、ビューンととんで着いた羽田は相変わらず暗い。
でも、おかげで電車は良好。
一緒にチャリティーを立ち上げた石田先生のところへ、あっというまに直行できた。

さぁてと。

出来る事を、ひとつひとつやっていくのだ。

あっという間に夜が来て、歩いていると・・・
月明かり。

まんまるな月が。

東京にきて、初めて感じた月明かり。


2011年3月19日 (土)

チャリティー公演

3月11日に地震で延期になったデュオ・リサイタル公演。

3月25日(金)18時から、チャリティー公演として
サロン・テッセラで行う事を決めました。


11日のチケットをお持ちの方は、そのままご利用いただけます。

また、なにぶん差し迫った日となっております上に、
まだまだ不安を覚える方もいらっしゃると思います。
お越しいただけない場合は、払い戻しの手続きをとらせていただきます。

また、みなさんに個別にご案内申し上げます。
ご質問等ございましたら遠慮なくご連絡いただければ幸いです。

なお、安全が何よりも大切ですので
政府より、危険情報が出た場合は中止とし、
緊急地震速報が出た折りには、コンサートを中断します。

節電と安全の観点から、基本的にエレベータは使わず
また、電車の混乱も予想されることから、18時開演とはするものの
18時20分くらいまでは、遅らせられるようゆとりをみての公演となります。

迷いました。
なによりも安全を重視しなければならず、しかも相手は天。
安全を確保できるのか。これは主催者として最も考えねばならない事です。

と、同時に…
被災者に対して何かしたいという気持ちを心にもちながら悶々とし
音楽ってこういう時に何が出来るのか?何もできないじゃん
と悩む友人や卒業生がいました。

また、卒業式の延期やコンサートの中止が相次ぎ、
暗くなってしまうひともいました。

音楽人にできることってなんだろう。


少しずつでいいから、自分たちの出来る事を足元からやっていこう。
いつもそう思っています。

なにも出来ないと思うより、まず一歩。
それを音楽人としてなら・・・

ここ1週間、安全性の情報を集めつつずっと考えました。

っというわけで、今回はチャリティー公演として行うこととし、
私たちももちろんですが、その場にいらっしゃる方々皆さんとともに
自分たちが出来る事を、目に見える形でやっていくことによって
更に次の大きな力を起こすきっかけにしたいと考えています。

もちろん、人間弱る事も有ります。
そういう時は無理せず、きちんと等身大の自分に向き合う。

それでいい、そう思います。

音楽は、その人そのもの。

この震災を経験したうえで、今回の事をきっかけに
強くても弱くてもなんでも、素直に自分を受け入れる事で
自分の中に住んでいる新たな自分を発見できる日になれば
こんなにうれしい事はありません。

真の表現も、自分と向き合うところから始まるのだから。



人間にはいろんな使命があります。
総理大臣であっても、農家であっても、音楽人であっても、
その一人ひとりにしかできない役割というものがあって、
それぞれの立場で、最大限真摯に向き合って行動していれば、
それはいずれ、ひとつの大きな力となってつながっていく。

ちっぽけな一人の人間として、そう信じています。

あぁ、長くなってしまった。
考えている事がいっぱいで、それを整頓する事もできず
べろ~んっとすべて書いてしまう aiai でありました。

おぉい、飛行機の離陸まであと5時間切ったぞ。
もうちょい、自分を管理しておくれ…


そんな声が、どこからかきこえてきそうな深夜3時半。

目覚まし時計を山ほどかけなきゃ。

2011年3月18日 (金)

支援物資のその後

(以下の情報は3月26日をもって受付終了します。)

今日のお昼の時点で、先日お知らせしたうち

one関根エンタープレイスさんのその後の情報です。

・末端にまで無事届いてすごく喜ばれていること

また

・まだまだ足りないこと

が確認されました。

16日現在、関根エンタープライスさんのトラックは
無事2台到着し、2台また向かっているとのこと。
現在、仙台までは片道8時間で走れる道を確保しているそうです。

追加の確認事項です。

再確認ではお米は炊く場所がなく避けた方が良いようです。
被災地までの物流は相当時間がかかりますので、そのようなものを。

梱包した箱のすべての面に、救援物資とかいて救援物資名も書いて下さい。


(なので、ひと箱一種類の梱包がよい)

なお、県庁へ藤原さんが行き相談した結果や、地域を回った人の意見では

 食料品(火や水を使わず、すぐ食べられるもの)
 ペットボトルのお水(ジュースより水です)
 飲料用水タンク(白いポリタンク)
 家庭用ゴム手袋
 カセットコンロ等の熱源
 女性用生理用品

とのこと。

●救援物資の送り先
関根エンタープライズ 越谷倉庫
関根隆弘様
〒343-0011
埼玉県越谷市増林5610-1
電 話:048-969-5510
FAX:048-969-5520


●燃料費振込先
振込先
三菱東京UFJ銀行 越谷駅前支店
普通 1094575
株式会社 関根エンタープライズ

取り急ぎ、経過報告でした。

2011年3月17日 (木)

支援物資の買い出しのあと、正面にある海を眺めた。

Kanku_2 

この空は、みんな見ている。
今日より明日がいい日になりますように…

2011年3月16日 (水)

コンサート延期についての経過報告

コンサート延期のその後について、
なかなかお知らせできず申し訳ありません。

ホールのご好意で、3月中にも代替日を押さえて下さっていると
連絡を頂いているものの、はたして本当にその日でよいのか。



表現したい事は沢山あります。
演奏したい理由もたくさんあります。

でも、安全を優先せねば…。
余震、停電、放射能などなど、沢山考慮せねばならない事があります。

また、私たち自身も沢山の心のダメージを背負いました。
あの時みた風景がどうしてこんな事に? あの人はどうなった?
ご家族と連絡のとれない学生さんは? 被災した友人は・・・
みんな無事なのか?

音楽はその人そのもの。
だからこそ、こういう事態に有って
こういう時だからこそ演奏するんだ、と自分に明確な使命が持てるか。
自分たち二人ともに、そういうエネルギーを持てて
初めて、コンサートという場に立てると考えています。
普段からももちろん、音で表現する事の使命には向き合っていますが、
今はなおさら。

被災した方々に対して、何もできない…とじっとしてばかりいられない。
でも、被災地に乗り込んでいけるわけではない。

自分が今できることは何か。どんなに小さいことでもいい。
きちんと等身大で出来る事を。
私たちも自分自身と向き合いながら、考えています。

そして・・・何より安全が大切。
現在大変なことになっている福島原発の動きが危険な間は
公演の可能性はゼロです。
小さいころから、被爆した経験を曾祖母や親戚から
聞いてきた自分に明確にできる判断。

情報が全くないのが、混乱を招く。これは今回身にしみて感じました。

なので、現在の状況をお知らせさせていただきます。
あわせて、延期の判断をお待ちいただければ幸いです。


今日は冷え込みが激しいです。
少しでも、被災地のみなさんが心穏やかに過ごせますように・・・
心から願っております。

2011年3月15日 (火)

支援物資提供について

(以下の情報のうちoneは3月26日をもって受付終了します。)



現在、個人の支援物資送付はやめるよう呼びかけられています。
せっかく送って頂いても、受け入れ先でかえって分類に手間がかかってしまう事と、
そのことによって、食べ物などはとくに良い状態で受け取り手まで
たどり着かない事がおきてしまうためです。

何ができるんだろ・・・と悶々としていらっしゃるみなさんに情報です。

one両親の企業仲間関係で仙台までですが支援物資流通ルートが整いました。

<荷物の送り先>

関根エンタープライズ  関根隆弘

郵便番号 343-0011

 埼玉県越谷市増林5610-1

電話048-969-5510

FAX048-969-5520

ここへ送っていただければ、

仙台市若林区卸町1-1-2

まで、トラック搬送され、更に被災地へのルートとして

1)仙台市若林区宮野さん(青葉区エリア)

2)仙台市若林区松本さん(塩竈エリア)

3)仙台市若林区岩井さん(若林区エリア)

4)仙台市若林区山根さん(太白区エリア)

5)仙台市若林区東京マネジメント2011の佐藤さん(泉区エリア)

6仙台市若林区仙台経営研究会のみなさん(仙台全域エリア)

に搬送されます。(個人名ですみません)

twoもう1件、大阪府中小企業家同友会事務局からも
支援物資搬送ルート確立の情報を頂きました。

大阪同友会でメールで物資情報を受け、新潟同友会が窓口になって頂き、

山形同友会を経由して被災地への支援を搬送するそうです。

<荷物の送り先>

 

1トン未満の場合の送り先は、下記の通りです。

   〒956-0002 新潟市秋葉区市之瀬121 ()新潟ワークステーション内

            新潟県中小企業家同友会 東日本大震災支援本部 宛

            電話 0250-24-7797

1トンを超える場合は、事前に新潟同友会に相談が必要となりますので、大阪同友会までご連絡下さい。

   〒959-3200 新潟県岩船郡関川村大島1071 ()ヤマサ商事内

            新潟同友会 東日本大震災支援本部 宛

            電話 0254-64-0022

県名と品名と数量と東日本震災救援物資であることを箱の外側に大きく明記してください。 

<受付期間> 受付開始316日から当分の間 

<お申込み>

※必ず大阪同友会事務局(e-mail:toiawase@doyu.jp 又はFAX:06-6941-8352)に、

支援いただける物資とその量(重さ。宅急便やさんがはかってくれます)を、

ご連絡の上、各自ご送付下さい。

との事です。

なお、最優先に必要な救援物資として要請されているものは次のとおり

水、特に食料品(レトルトや缶詰など、すぐに食べられるもの)カセットコンロ、

電池、電池で携帯電話の充電ができるもの、携帯ラジオ(電池付)

上着、肌着、衣服、毛布、生理用品、オムツ、介護オムツ、介護用パンツ、

コンタクト洗浄剤、ハブラシ、歯磨き粉、マスク、消毒液、割り箸、

靴【スニーカーや防水用】長靴、トイレ用品、ゴム手袋、軍手、

赤ちゃん用ミルク、肌着(厚手)、靴下(厚手)

トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ

との情報です。
とくに、食べ物に関しては、
只今加熱器具(電気、石油、コンロ等)
自体が不足しているため、
当分は、加熱せずともすぐに食べられるものがありがたいそうです。

以上、音楽やさんは単体行動が多いため
なかなか流通ルートにたどり着けないかとおもい、
思いきって掲載します。

なお、両親の会社のホームページは

http://www.sanyo-paper.co.jp/

です。
大阪南部の田舎の小さな会社です。が・・・
人と環境を大切にしています。
以上の物流で不安なことがありましたら

上記のページから、原田宛に問い合わせてください。

2011年3月14日 (月)

節電

ANA149 羽田→関西

昨日から、パソコンやらトイレやらコンセントをみんなひっこぬいて
待機電力節電。
もともと冬は暖房の要らないマンション。
それでも他に何かないかな…

あっ、冷蔵庫も節電モードに。


輪番停電で、どういう影響があるか分からず
早めに羽田へ向けて出発。

初日だけあって、皆用心しているためか
18時だというのに都バスも大江戸線も東京モノレールも
それほど混んでいない。

夜の羽田はいつもの半分くらいの照明。

Haneda

なんだか落ちつく・・・

着いた先の関空はこうこうと電気がついていた。
関西と関東ではヘルツも違う。

今は、日本の西側が経済を引っ張って行ってもらわないと。
一緒に暗くなるのでなく、元気に突き進んでほしい。

明るい関空でなぜだかそう思った。

2011年3月12日 (土)

無事を

被災地のみなさま 被災地関係者のみなみなさま

とにかく、皆様の安全を祈っています。
この夏に訪れたところ、網走、広尾、大船渡、陸前高田、気仙沼・・・
いろんな方々の笑顔を思い出します。
どうぞ、ご無事でいらっしゃいますように。

秋田県羽後町のみなさん、寒いのに停電とのこと。
(朝10時現在、羽後町職員の方情報)
少しでも暖まりますように。

学生のみなさんも何人もの人が、ご実家と連絡がとれないとのこと。
そんな中、わざわざメールをありがとうございました。

ご無事でいらっしゃいますよう祈っています。


一人暮らしの学生のみなさん

余震が続いているので、
枕元には、懐中電灯、くつ(スリッパ)、水分を傍において休んでください。
強い揺れがきたら、安全を確認しつつドアか窓を開けて
避難路を確保するように。

携帯に出ている災害用伝言版は「確認」のところを押すと、
電話番号を入力するところがあって
相手が伝言を登録していれば、その伝言を読むことが出来ます。
逆に、登録を押すと、自分の状況を書きこむことができます。

万が一のときには、携帯がつながりにくくなっているので、
緊急の人に回線をまわず為にも、そちらを活用した方がよいかと思われます。

一人で不安でしたら、このページかパソコンe-mailに連絡ください。
できるだけ、見るようにします。

みられない状況の時はごめんなさい。

とにかく、皆さまの安全を祈っています。

取り急ぎ

2011年3月11日 (金)

地震の日に

2011年3月11日が、こんな日になろうとは・・・
被災されたみなさまへ、心からお見舞い申し上げます。

ずっと、振り返ることが出来ず何も書かずにきましたが
やはり、しっかりと見つめなければ…と書きます。
                 (3月15日記)

デュオ・リサイタルの当日にあっても、マイペース。
いつもどおり、大事なところだけさらいチェック。
その後荷物を。
衣装、くつ、楽譜の3点セットに加え、今回は自主公演なので
届いたばかりのプログラム、鉛筆、そのほか名簿や会計資料など、
冷静にすべて整え、時間にはかなりの余裕をもって家をでました。

本番当日に焦りを抱く事だけは、いつも避けるようにしているので…。

空が青いなぁ。眩しい…と思いながらサングラスをかけて。

荷物が多いので、体力負担をさけるため車で出発。
予定どおり渋滞にまきこまれ、予想外の事故渋滞にもまきこまれたにも
関わらず、予定の25分前に三軒茶屋着。
予想通り、駐車場探しに困難を極め(世田谷区は道が狭い…)
アクロバットな運転も心穏やかにこなし、予定よりかなり早くホール着。

早すぎてまだ会場には入れず、荷物だけ置かせていただいて
楽屋の飲み物調達に、お隣のスーパーに出かけました。

最初は地下にいましたが、なぜかその時お酒を…と思い1階のお酒売り場へ。

後からあがってきた石田先生が、なぜか偶然目の前に現われ
ひっつかまえて外へ走りました。
正直、あまり覚えていないのです。とにかく危ないとだけ頭にありました。

外にでたらものすごい揺れが襲い、上を見るとゆらゆら。
空から物の落ちないところへと走り、広場で揺れが収まるのを待ちました。
青空八百屋のおじさんが、ラジオを聞きながら教えてくれた情報が
「東北で地震。東京も震度5強だって。こんなの関東大震災いらい初めて。」
と。
その情報がなければ、東京が震源かと思ってしまう揺れでした。

その後も大きな地震が続くたびに、キャロットタワー前に流れ出た
人々の悲鳴が聞こえます。

東京では、なかなか東京の情報が入らず、長野や遠くから情報を頂いて
本当に助かりました。ありがとうございます。
電車も止まっていることが分かり、16時半に公演中止を決定。

すぐに、災害伝言版に書き込み、連絡をとれる方々に連絡。
電話はつながらず、外の公衆電話には長蛇の列。
メール連絡がほとんどになってしまいました。
連絡がつながらなかった皆様、申し訳ありませんでした。

中には、遠くから歩いて三軒茶屋まで来て下さった方々もいて…。
本当に申し訳ないです。なにもできず本当にごめんなさい。

その後も、連絡のついた学生さんたちから、帰宅できず
都庁にむかっているとか、勤務先で待機とか
池袋でホテルをさがしているなどなど、大変な様子を連絡いただきました。
みなさん、その後ごぶじでしたでしょうか。
新幹線で向かってくださったかたも、名古屋から大変な思いをして
関西へ引き返して下さり、
東北からいらしてくださった方々も、それはもう文字通り
大変な翌日以降が待っていた事をおもうと本当に心が痛みます。
ご無事でお過ごしでしょうか。


我々も、すべての交通が動かず泊めていただく事に。
本当にありがとうございます。
床で横になっていたのですが、揺れるたびに飛び起きて避難経路の確保。
空が白んできた頃、車で帰路につきました。

しかし・・・演奏者スタッフの家は全員川向う。
隅田川を渡るために渋滞にまきこまれ、
更に荒川を渡る橋が通行止めで動かぬ渋滞に巻き込まれ…。
そう、千葉に向かう人たちの交通が半端無かったのです。
千葉の友人宅は、液状化で家が傾いていると連絡頂きました。
みんなが、千葉以東に向かうのは最もです。

その後都内は交通が大混乱。
少し、休ませていただいたところで緊張感が切れて朦朧。
体力を回復するまで休ませていただき、夕方無事帰宅しました。
本当にありがとうございます。

色んな方々の親切が身にしみた日でした。
音楽は、その人そのものです。
だからこそ、いろんな方々の温かさを知るたびに
自分は何を発信していけるのだろう…と考えています。

公演中止。
コンサートそのものは11日でなくなりましたが、延期を考えています。
やはり、伝えて行きたいものがあるから。

まずは、みなさんの安全を優先するべきだと考え、
只今検討中です。

払い戻しも含め、決まり次第お知らせいたします。

まずは、身の安全と安心をなにより優先していただけますように…
そして、東北、上信越のみなさんが少しでも心穏やかにすごせますように…

みんな、大丈夫だったんだろうか。
いろんな方々の笑顔をおもいだすたびに、心がしめつけられます。

みなさんと、笑顔で再会できますように…
心から願っております。

2011年3月 7日 (月)

対照的

ピアノをやっていると、様々な共演者と出会う。
同じ音楽に向き合うスタンスも様々。

昨日お昼に合わせをしたホルニストTさんは、マニアック。
でも、こだわりのあるその姿勢はいつも様々なアイデアを生んでくれる。

夜にご一緒したチェリストKさんは、超マイペース。
好きな曲と嫌いなきょくは、演奏の音を聞けば一発でバレる。
でも、そんな素直さが音での会話を弾ませる。
好きだぁ~ってのが満載ならその音楽にさらに輪をかけるし
嫌いだっってのが音に出たら、一緒になってきらいに・・・なんてことはなく
そこから、良さを互いにひっぱりだすのも楽しい。
あとあと「いい曲だぁ。」なんて言っていたりするから笑える。
音楽は共演者との過程に面白さがたくさんあるからこそ、そうなる。

今回のDuoは、そういう意味で久々に対照的な組み合わせ。
しかも、1台のピアノで。

今朝は朝から雪。
片や、キチンとタオルを用意し、カサをさす人間。
片や、「わぁ~い」っとカサもささずにドカドカ歩く人間。

そんなだから、今日も全く考え方が違うと衝突。

例えば、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」。

音の作り方が、
片や、ピアノで演奏する音楽として。
片や、オーケストレーションとして。

作曲やさんは、ピアノ的にどう響くかという視点が欠けて
まず、一つ一つの層がどういう音色で欲しいかが前面に出てしまう。
メロディーはメロディーで、バスはバスで、
そして和声は和声で、あわよくばその中でも住み分けを。


「聴こえる響きを尊重するか、イメージを尊重するか」

っときかれて、

aiai、「両方。どちらかといえばイメージを積み重ねて音を創る。」
と答えてしまった。

あぁ、すれ違い・・・。

そこで、根本的な問題に移動。
ラヴェルの音楽をどうとらえているか。

「ドビュッシーとはまったく違うんだ。」
という説明からしてフムフム。
同じ意見じゃん。ラヴェルの音楽はシンプルだよ。

「だから、音の響きとしてはクリアーでクリスタルな・・・」

あぁ、そうか。
だから、和声に対してメロディーはどんなにピアニッシモであっても
芯をを失わないクリアーな音が必要なのか。

やっと、分かった。

などなど。
他にもたくさんたくさん!

グリーグでも、かなりなお遊びを許していただいている。

そんな中、

「このジャンプはどのくらい?」

と、確認されて

「えっ、どんな事ができるか、只今ひそかにいろいろお試し中scissorsデス。」

「・・・・。」 (あ、石田先生、笑顔でしたよね?)

ホント、申し訳ないくらい我慢強く向き合って頂いてます。
この乱高下の激しい動物bananaを、どう飼い慣らすかお悩みだったらどうしよう。

そうは、いってもなぁ。
鎖につながれたらどうなっちゃうんだろ。
地図をみて歩けといわれたら、かえって急に道に迷いそうだからなぁ。

あと数日。
どうか、心労で倒れないように・・・・心よりお祈り申し上げます。

って、そんな無責任ではいけない。
耳だけはいつも、だれよりも先生の音に開いていますear

「アタリマエですannoy
という声が聞こえたのは気のせい!?

2011年3月 6日 (日)

なぞの使者

秋頃から不眠症ぎみ。
お子ちゃまなので、本番が続くと神経がワクワクして眠れなくなってしまう。
そんなとき、我が家にやってきた羊 aries。(本名は本人の希望により!?匿名)

完全におサル aiai を手下にしておる。
さらうのをサボると・・・

Ff1 「こりゃっ、練習してぇ。」

ご、ごめんなさいsweat01

ときおり、散歩に行きたいともおっしゃる。

記念撮影cameraまで!Ff2

スカーフなんて巻いちゃって。 aiai なんて巻いたことないぞ。


そんな彼女(!?)が大好きな曲は、なんと!グリーグのノルウェー舞曲。
aiai は見た。
今回の連弾の研究のため、スコアをみながらオケ版を聴いていたその時!

お布団から脱出して、曲にあわせて
そりゃぁ、もう!楽しげに踊る彼女の姿を・・・。
それ以来、グリーグを弾くたびにその姿が目に焼き付いて離れないではないか。

あぁ~typhoon
ぬいぐるみなんてキャラじゃないのにぃ。

・・・なぁんてこと、ありませんよ。

教員になってから頂いたぬいぐるみの数々、
チェコから連れて帰ってきた分身うっきをはじめ、沢山のぬいぐるみたち、
大事にしています。

毎晩囲まれて・・・

・・・あぁ、眠れない。
誰か、眠らせてくれぃ。


あ、さらえばいいのか。

aiai の試練は続く。

2011年3月 5日 (土)

μーん 6 続ピアノって

今回のプログラムで、純粋なピアノ作品は2曲。

モーツァルトのアンダンテと変奏曲
そして
フンメルのグランド・ソナタ。

フンメルは8歳のころウィーンにでてから、モーツァルトの家に住み込みで
ピアノを習っていた。

そのころ、ピアノという楽器はまだ発展途上。
モーツァルトは、このアンダンテと変奏曲を書いたころ、
いわゆるウィーン式ピアノ(シュタイン製)を手元に置いていた。

ウィーン式のピアノは、木製の枠で弦は細くハンマーも確か鹿の革。
ダンパーは最高音まであったため、明瞭な表現。

かつて、弾いてみた印象としては、軽い音色で細いながら
にごりのない明快な響き。

http://aiharada.air-nifty.com/blog/2009/08/post-7e5e.html

そしてなんといっても、鍵盤が軽い軽い。

今回前半のメインとして演奏するフンメルの時代には大きく
そのウィーン式と、音の持続性といわゆる表現の幅の大きいイギリス式の
アクションをもったピアノが存在していて、フンメルは断然ウィーン式の愛好家。
自身の著書でも、
様々なニュアンスでの演奏が可能で、また敏感に明確に音を出すことができる。
まるでフルートのような豊かな音色と書いたように(何?フルート!?)
その繊細な表現力を好んだと言われる。

しかし・・・
このグランド・ソナタの壮大なことったら。
現在のような、鉄骨の枠で壮大な音のでるグランド・ピアノで弾くと
それはもう、ドラマティックすぎるほどの表現幅。
音の数だって半端ない。
だって、鍵盤の深さは浅く、重さだって現在の半分しかない時代ですからね。

ベートーヴェンの作品は、現在のピアノのような発展を見据えて
書かれていると思うけれど、(その辺がやっぱりすごい作曲家!)
フンメルは・・・
いつか、そのころのピアノでこのソナタを弾いてみよっと。
きっと色んな発見があるに違いない。

そんなこんなで、鍵盤の深さ2倍以上、重さも2倍の現代ピアノで
フンメルさんの作品と格闘中。

おたのしみに。

2011年3月 4日 (金)

μーん 5 ピアノって・・・

今日は、朝一の別件合わせをのぞいては、一日デュオ・リサイタルの合わせ。
おぉ、やっとそれらしき雰囲気がやってきた。(遅すぎ?)

そう、ずぅっと気になってきた事がある。

ピアニストはピアノをカメのように背負って運ばないので
行った先々で、そこのピアノと仲良しこよしになることが必要。
きちんと、自分の音楽を頭に描いて
いかなるピアノに出会ってしまっても(!?)その音楽を表現できないといけない。

ところが、ピアノってのはメーカーによってはモチロン、
おなじメーカーでも1台1台性格が違うのである。
それを当たり前のようにおもっていたけれど、
いかんせんピアノをきちんと勉強してこなかった aiai、
ピアニストと1台のピアノをシェアするにあたって、きちんと観察したくなった。

というわけで、チョイと無理をお願いして本番と同じメーカーのピアノのある
部屋を貸していただいた。

かつて、ハンブルグの工場にいったおり、その職人気質に感動したピアノ。
今でも、そのメーカーの調律師はハンブルグへの研修期間があり
ピアノの工場で、職人さんの勉強をする。

そう、とにかく箱鳴りがするという印象がある。
もちろん、きちんと調整されていないと、もちろん鳴らないけど、
とにかく素直に、音が反映されやすい。
逆にいえば・・・
自分のコントロールが出来ていないと、もろ音に出てしまう。
筋肉の弛緩がそのまま音色に変換して伝わってしまうというか・・・

えらいこっちゃである。
そのことは、いろんなコンサートで弾くたびに気づいていた。
ピアニストにとっては、コントロールは日常だろうし何ともないかもしれないけれど、
テクニカルをきちんと勉強してこなかった aiai には
いろいろ突っ込んで追究してみたい楽器。

いやぁ、おもしろいおもしろい。(っと同時に落ち込む落ち込むsweat01
オーケストラみたいだ。倍音が豊かで、色々できる。

但し!コントロールできればの話。
イメージは頭の中にあふれかえっているのに、キチンと指に伝えられない。

ぬぉ~!

ハイ、ドードーhorse

完全に、手綱をひいて頂かねばならぬおサル aiai がそこにおりましたとさ。

2011年3月 3日 (木)

μーん!? 4

やっと、合わせが本格始動。・・・しつつあります。(おいおいsweat01

気がついたら来週。
おぉ、明日中にプログラムを印刷会社に出さないと間に合わぬ。

っということで、今日あわてて曲目解説などを執筆、そして文章校正。
なんせのんびりやさんなもので、行動がぎりぎりなのだ。

しかもボケボケ aiai、お互いに書いた原稿をフォトショップで版下化作業していて
大事件。

チェックを入れていただこうと原稿を画像化して石田先生に送ったら
夜な夜な電話が・・・

「大変大変!ラヴェルが二人いて、フンメルが消えたっ!」

と。

なにぃsign02

・・・・・・・・・ あ、ホントだ。

危うく、マ・メール・ロワを2回弾かねばならぬところだった。


そんなこんなで、体裁だけは整いつつあります。
あとは、肝心の演奏の中身。

2011年3月 2日 (水)

試み

好きな作曲家は?っときかれたら、いつのころからか

「ドビュッシー」

っと答えるようになっていた。
まず、その色彩感が好き。でも・・・
何より好きなのは、気をてらわず本質を見据え独自の道を開き続けたことだろうか。

特に晩年の連作がとにかく好き。
ピアノ曲も大好きだけど。連作の中でもチェロ・ソナタがとにかく大すき。

学生のころから弾き続けているけれど、
これほど色んな顔をみせてくれる曲もそうはない。
とにかく毎回、毛穴が全部開いちゃいそうなほどゾクゾクする発見があって
(なんだそりゃ?)
自分の中から何かが湧き出てきてしまう。


そんな曲に、さらに恐るべしお誘いを頂いた。

「コントラバスで演奏するには?」

っと。

えぇっっsweat01とはおもったけれど、この曲のふところの深さをいつも
みせつけられているので、なんだか出来る気がするでないかい。
しかも、意味をキチンと持って。

ってなわけで、今日は午後から校正作業。
ふっかけ人のEさんに楽器をもってきてもらって、いろいろ実験。
とりあえず、大まかに仕上げてみた。

でも、これからだなぁ。本当の楽しみは・・・

偉大な作品はやっぱりすごいのだ。

2011年3月 1日 (火)

世界一

本日、授業をしているときか、電車に乗っている時か
コンサートで弾いている時か、合わせをしているときか分からぬが・・・

家から見えるスカイツリーが、ついに!
世界一になったらしい !!

Tree 写真は2日朝

600メートルを越えたscissors

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

Discography

  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

コンサートのご案内

  • <石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ>

    石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ
    12月9日長野県白馬村

  • <Strings Goto & Klavier Ai>

    ~Strings Goto & Klavier Ai~
     12月1日神戸・三宮ピアジュリアン

カテゴリー

フォト
無料ブログはココログ