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2011年4月12日 (火)

元気だ・・・

今日から高校の授業開始。

年度初めは、いつも混乱するのですが・・・
今日ももれなく大混乱。

合同授業を提案してしまったので、早めに来て授業の準備をしていたのですが
コピー機と戦い、印刷機と戦い、(お手伝いいただきありがとうございました。)
授業開始時刻ギリンギリンセーフ。

おかげで自分が提案した授業ながら何を話そうか考えたり相談する暇もなく
授業に激突してしまった。


「おはようございまっす!」

いざ教卓の前に立つと、やっぱり学生さんの笑顔に嬉しくなります。
みんなと再会できてよかった。

<リーディング II >
新2年生と、授業では初対面です。
試験で少しだけ会うたびに、賑やかそうだなと思っていたのですが、
なんだか今日はおとなしい。(最初だけでしたが!)
いえ、真剣にこちらを向いてくれています。

今日の授業は、「読譜って?」の授業。(のハズだった。)

まずはみなさんに質問。
「いつも、クレ読みの試験が大変だぁ・・・って人いる?」

  しぃ~ん。

お!みんな好きなんだ。  っと思ったら違った。

「とてつもなく大変なんです・・・」とボソっと声が上がった。

というわけでもう一度質問。
「とてつもなく大変な人は?」

 「はぁーいpaper


ほぼ全員が手をお挙げになった。
そっか。おっしゃ、そんならやっぱり授業やりましょ。

っというわけで、授業開始です。

題材は、ラヴェルのマ・メール・ロワより、美女と野獣。

たった2つのテーマが、どのように発展していくのかを観察しながら
楽譜を読みたい!と思っていただこうと考えたのです。

まずは曲を知ってもらおうとしたら、なんと弾いた事ある学生さんがいて
突然ながらお願いして弾いて頂きました。
優しい優しい「美女と野獣」だったなぁ。ありがとう。

実は、聴き手の学生さんに
「美女の主題」と「野獣の主題」を聴き出してみてとお願いしていました。

というわけで、演奏後は主題を記憶で歌ってみようタイム。
ドレミでもニャニャニャでもなんでもいいよっと言ったら、
なんと、キチンと聴き分けてくれているではないか。

美女はバッチリ。
野獣は・・・「ダダダダー」みたいなとこだよね?
そのうえ、「二人一緒の所も有った!」と言ってくれる学生さんもいて嬉しかった。
ちゃんと構成が聴けているのかもしれないじゃいか。

おぉ、素晴らし。

っというわけで、たった二つの主題が色んな姿になれる事を
具体的に描いてほしくて、どんな音色で欲しいかきいてみた。

美女:
「フルート」 ふむふむやっぱりそうか。
「オーボエ」 そうね、あの歌う感じのメロディーにはいいね。
「ヴァイオリン」 優雅なイメージかな。
「チェロ」 おぉ、渋いな。
「ハープ」 メルヘンだ・・・
「鉄琴みたいな音のするやつ」 あぁ、チェレスタね。
「クラリネット」 お!

野獣:
「バスクラリネット」おぉーいいねぇ。という意見多数。
「コントラバス」 重厚です。
「バストロンボーン」 うぉ、マニアック!
「チューバ」 やわらかそうだな。
「ファゴット」

そのほかにも、野獣が美女と一緒に出てくるところは、
野獣だけの時と音色を変えたいという話しにもなり、
その組み合わせについても、いろんな意見が出ました。

最後に、スコア譜の配置について少し解説をしたのち
ラヴェルがオーケストラ編曲したスコアを配って、それを見ながら
皆さんに聞いて頂きました。

まだ、スコアを見慣れていなくて混乱中の新2年生。
来週は、この続きをやります。

ぜひ、興味をもってスコアを読んできてください。
「わぁ、どんな譜面(曲)なんだろ、知りたい!」とわくわくする事から
読譜は始まります。

また、来週。
やんちゃな皆さんと会えるのを、楽しみにしていまっす。

<和声2>
はじめまして。ハイ。
まずは、何者ぞ?という授業となりました。
なぜなら、音楽の授業は技術だけを教えるだけではなく
一人間たい一人間。
学生さんがどういう人なのか、というのもあるけれど
自分をどうとらえているのかを知りたくて一人ひとりに
「あなたは何者ぞ?」
っときいてみました。

面白かった…。というか怖くなった!?
みんな、一味もふた味も変わった人らしい。
絵を描く人が多いのも楽しみだなぁ。

今後の授業方針を決めて今日は終了。
来週からよろしくお願いいたしまっす。

<リーディング III>
こちらも、2年生同様「読譜って?」の合同授業。

もう3年目だし、大丈夫だよね?

石田先生と二人で美女と野獣を弾き終えて、
2年生とまったく同じことを問いかけてみた。

「美女の主題、ほら歌ってみるよぉ。」

     「・・・・・・・・・・。」  しぃ~ん

え゛sweat02

おいおい、大丈夫か?いや、我々の演奏が美女らしくなかったか?

いやはや、相変わらずしっかりしていながら
予想外のところでコケてくださる学年。
今年も楽しみです。

3年生たちによる音色の想像は・・・・

美女:
「フルート」 
「オーボエ」 
「ヴァイオリン」 ここまでは、2年と一緒だな。
「サックス」 ん!?
「チャイム」 え?
「ハンドベル」 なんと!?
「クラリネット」 ホッ・・・


野獣:
「コントラ・ファゴット」 おぉ、最初からピンポーン!
「コントラバス」 
「バスクラリネット」おぉーいいねぇ。という意見多数。
あとなんだったかな。

3年生は、みんな楽器を持ってきてもらっていたので
実際に弾いてもらった。

まずフルートで美女。下の音域と上の音域2つのヴァージョン。
意見が分かれた。
上の方が軽やかなおとで、いいという人と
下の方が温かい落ちついた美女でいいという人と。

続いてヴァイオリン。
これは大変な事になった。
・テュッティとソロの違い
・各々の下の音域と上の音域の違い
・ミュートをつけるのとつけない違いを上の二つを絡めて。

弦楽器グループ、さすがです。いつもその発想の豊かさには
マイッタです。ハイ。


だんだん、すごい事になってきたところでなんと、次はサックス。
Oさん、下の音域で吹き始めて

「あ、これは違いますね…」

っとすぐに、1オクターブお上げになった。
そうね、厚い音色で美女はなかなか大変そうだったけど
面白い経験をありがとう。

最後に、みんながあまり予想しなかったクラリネット。
聴き終えて、

「ふーん・・・」 ←微妙な顔でしたな。

そう、ラヴェルがなぜクラリネットを美女に充てたのか。
こんど一緒に考えてみよう。

っというわけで、最後はラヴェルのオケ編曲を聞いて頂いたのですが
3年生には楽器の音色を聴き分けてほしいのと
曲の構造をしっかり聴いてほしいのとで、
スコアを配らずに聴いて頂きました。

続きはまた来週!



というわけで、なんとか初日終了!?

とはいえ、地震は毎日のようにあり、
今日も授業中に緊急地震速報が流れました。
そのたびに、場所によっては机の下にもぐってもらったり外の広場へ逃げたりと
我々教員も避難経路確保など、気をつける事は沢山です。
私も、個人避難道具を学校に持ってきました。

安全確保はなにより大事です。
この1年も、無事みなさんと過ごせますように。

今年もよろしくお願いいたします!

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