キプロス共和国
3年生の和声学の時間。
今週の本日の国歌は、「キプロス共和国」。
・・・・。何も知らない。
毎週、授業の直前に「先生、今日はこれです。」と
N山さんが持ってきてくださるのですが、
知らない国がふってきてしまった。
独立してたっけな。んー…
N山さんによると、ギリシャと同じ曲が国歌らしい。
しかしながら、位置的にはトルコの南の島国。
よって、南と北に分かれて現在は南側がギリシャ系の国として
「キプロス共和国」となされているらしい。
同じ島国。
しかしながら、複雑な過去を持つ。
「日本だって、地図的にみると大きな中国の一部に見えるよ。」
っと言うと、
「違う。日本は日本だよ。」
と。
みんな、自分の国は当たり前のように自分の国だと思っているけれど
そんな島国は少ない気がする。
おっと。
キプロス国歌は3拍子。
マエストーソと書いてあるので、すこしゆっくりめに
堂々と歌ってみる事になった。
なんだか、ポロネーズみたいだ。
しかし…。
ほとんど、調性の動かない国歌。
途中少しだけ並行調にいくけれど、それ以外はほとんど I IV V しかない。
本当にいろんな国歌があるもんだ。
けして、この国歌をきいて、あぁキプロスだ!とは思えないけれど
今日も、新たな世界に出会えて感謝。
N山さん、今日もありがとう!
肝心の授業は、今日からII7。
今までの基礎のキとは異なり、自分で色を選んでいく世界に
足を突っ込みました。
その心構えを最初にみんなと確認して、具体的に配置と連結。
IIとの違いを、皆で歌いながら確認しました。
「素敵!大人ぁ」
だそうな。
ハイ。素敵な大人になってくださいよ。
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