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2011年6月12日 (日)

想像力

ひかり469号 東京→静岡
ひかり476号 静岡→東京

再び静岡へ。
ヒココairplaneなので、久々の新幹線。
今日は富士山が全く見えず…

今日の会場は、静岡音楽館AOI。

久々なので、響きに耳が慣れるのに時間がかかる。
しかもジョリベは音が多くて、コントロールが難しい。
フルートとのバランスに、確信を持てるまで時間がかかってしまった。

学生の頃、本番のたびに
音の行き先が自分の中にも描けるまで音楽に集中できなかったのを思い出す。
普段の狭い空間での音の響きに慣れ過ぎて
ホールに行くたびに、すぐに返ってこない音に戸惑うのだ。

何度も演奏会を重ねるうちに、人の少ないゲネプロの響き、
人が入ったら、だいたいこれくらいの響き、と自分で予想するようになった。

夜は、東京で別のゲネへ。

日本人ながら、普段はほとんど海外に居る人たちのピアノ四重奏。
曲はブラームの第2番。
第1番は、自分もなんども演奏したけれど
意外にも演奏されない第2番が実は大好き。

いやぁ、熱かった。

楽譜に忠実に音楽に向かえば、いろいろ見えてくるのがブラームスだけど
こんなに色んな発想が生まれるなんて。
そんなのアタリマエな事だけど、忘れそうになっていた。
やっぱり、充実した作品は演奏者に色んな想像力をかきたててくれる。
ボーイング一つとっても、色んな表現が生まれる。
その事は、ひと対ひとにも沢山の自由を生む。
たとえ、共演者と考え方が違っていたとしても
当然のように別の切り口から音楽を見ることができるのだ。

あぁ、あなたがそうしたいなら、こういう解釈でそれに乗っかってみよう!と
アイデアがポンっとまた出てくる。
それがまた楽しい。

そんな面白さを、堪能していた頃を思い出した。


そっか。
自分の音楽が迷ってるから、今日のお昼の本番も響きに迷ったのか。
なぁんだ。

そんな単純なことを、ハイっと気づいた夜。

音楽そのものだけでなく、自分の精神状態を教えてくれるのも
また音楽なのだ。

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