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2011年8月15日 (月)

μ~ん 7 再び

今年も、大阪クラシックで連弾をさせていただく事になりました。
もちろん、しっかりものの石田多紀乃さんと。

思えば、このデュオの最初は、去年の大阪クラシック。
よく1年も続いたものです。
おちゃらけガキンチョ aiai が見捨てられずにいるのが不思議だ…

つくづくそう思います。ハイ。 

っというわけで、7月下旬に印刷物に掲載する曲を大慌てで決定。
それ以降ドッタバッタの日々が続いたため、
先日の掛川でようやく合わせが始動しました。

新たな曲として、バーンスタインの「キャンディード序曲」。

オーケストラ曲として元気のよいド派手な曲。
なぜ、それをあえて連弾で?と思わなくもないけれど、
大阪フィルが主体の大阪クラシック。
是非とも、オーケストラとリンクさせて聴いて頂ければと思います。

さて・・・
授業や演奏でよく一緒になる人たちからよくされる質問。

「どうやって合わせをしているのですか?」 (←その裏には石田先生大丈夫?という心配が!)

について。

そりゃぁもう、こんなに性格が違っている二人が
どうやって一つの鍵盤上で曲を創り上げるのか不思議なんだそうです。

今回のキャンディードの場合。

通常、弾くからにはまずパートを決めます。
ファースト(上)とセカンド(下)のどちらを担当するかを
いつもなら話し合いをするものの、
今回はプログラムの都合上、必然的に石田先生がファーストへ。

そしていよいよ、合わせとなるわけですが…

 

 弾きません。

二人とも、演奏に関しては構造的な考え方をするので
じぃっと楽譜を観察。

ここが、最初の主題ね。それから・・・この部分が次の主題で
あぁ、ここで最初の主題が帰ってくるけどここから変化していて…

 ふむふむぅ

と分析が続きます。

そして、やっと。せぇーので演奏を始めます。
ひとしきり通して弾いてみて、ここからが性格の違い。

石田先生は指番号の解析に入ります。(どの指で音を弾くかと言う事です。)
そう。指の使い方一つで音色が劇的に変わるからです。
最初はビビりました。
そんなに数字をたくさん書いて、頭がおかしくならないかと。

(たんに、 aiai が数字アレルギーなだけですが!?)

今では、その重要性を理解して、ずっとその様子を観察しています。
観察しながら、数字が読めない aiai は、自分のパートには少ししか書きませんscissors
だって、音は生き物だし、ひょっとしたら全く違う音色が欲しくなるかもしれない。
なぁんて、ラテン系。
第一、書いても読んでない!  イカンイカン…ゴメンナサイ。


それに加えて、石田先生が下パートの場合は、
ペダルの解析に入ります。
これは本当に驚嘆の域。
どのタイミングでどのくらい踏むかをきちんと整頓して
踏み分けるのです。
ソロならわかるけれど、連弾だって妥協はなし!

そういえば、「私って細かいですか?」ときかれて、思わず

「ハイ。」

と即答していたっけな。

今となっては、当然の事。おかげで安心して演奏できます。
重要な所を少しずつ取り出して、
ゆっくりと音の離れるタイミングや響き方を確認しながら、
決めて書いていきます。

しかぁし。
今回のキャンディードは私が下。っというわけで、時々

「ここは、伴奏形の最後がスタッカートな意味を出したいから
バスの音しかペダル踏まないけどいいですかね?」

というくらいの大胆な確認。  スミマセン、少しずつ見習いまっす。


今回の掛川での合わせはおおよそそこまで。
なんせ、メインは子供たちの合宿ですから…

ここからは、更にオケ譜とにらめっこしながら
響きをつくっていくことになりそう。

楽しみです。


そういえば、前乗りの合わせをした翌朝。

「1度、反対のパートで弾いてみようよ。」

と提案しました。
純粋に、相手が何を弾いているのかをキチンと分かって弾きたい
というのが理由なのですが、弾き終わって…

「ねぇ、こっちじゃない?」

と。(結局は、当初の予定通りで夜のコンサートを迎えました。)

そう、この二人の性格の違いは、そのまま音に表われるらしく
リサイタルの時にも、パートが入れ替わると
全く違う音楽が始まるとピアニストに指摘されましたし
別のコンサートのときも、作曲家にも同じ事を言われました。

正反対の個性が、2台ピアノならよしでも、
連弾のように同じ鍵盤に存在するのは
普通に考えると交わらないものです。

でも、それを生かすのは…

音楽は信頼。
石田先生の音に対する真摯な姿勢を、いつも尊敬しています。
人間的にももちろん。

たとえ、自分と反対の方向性を音で提示されたとしても、お互いに
一つの楽譜から、表現にはいろんな可能性があるということを大前提に議論できる。
時には、細かいことで大喧嘩?に発展する事もあるけれど
最終的には、心から石田先生を信頼しています。

あとは…、 aiai が大人になるだけだな。

大阪クラシックまであと半月ほど。
小坊主は、しっかりものの石田センセにギューギューに絞られながら?
ちゃっかり絞られたおいしいジュースを飲んでいるのです。

なんて。

連弾は二人で一つ。
栄養も結局は、お互いに行き来するのだ。

・・・っと信じたい。頑張るぞ、おぉ rock


いや、耐えて下さいね 石田センセっ。

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コメント

大阪クラシックのスケジュール、真っ先にaiaiさんのお名前をさがしました。お二人の演奏&トーク、今からわくわくしておりますnotes

こんにちは!
そのように思っていただいて・・・本当にうれしいです。
実は二人とも集団の中に居ると、あまり話をできないほうなので
去年なぜあんなに話せたのか不思議でした!?

また、大阪で演奏させていただけるのを本当にうれしく思います。
私も心はワクワクです!

しかしあの行列は… 残暑もきっと厳しいことと思います。
どうぞ、お身体大切にされてください。

楽しみにしております!

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  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
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