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2011年9月13日 (火)

大阪クラシックその2

今日は奉職の高校がお休み。
久々に午前中、自分を振り返る事が出来ました。

この夏は本当に家に居なかったので、なかなかブログも書けず…
少しずつですが、振り返りながら過去の日付で記憶帳を残していこうと思います。

今朝、9月10日の所に大阪クラシックを、
それから、写真をいただいたので、それを伴い少しご紹介。



Osaka1_2


カフェ・ド・ラ・ペ。
素敵な空間です。

本当にたくさんのかたにご来場いただきました。

Osaka2


このように、御堂筋の並木が大きく窓に広がります。
演奏しながら、何度も見てしまいました。

1曲目のキャンディード序曲。

7月に選曲で、楽譜を片っぱしから弾破しながら
石田センセに「これはどう?」と言われた時は、チョイとびっくりしました。
実は私とは性格が全くの逆の石田先生が、
この曲を弾く姿が思い浮かばなかったのです。

・・・実に面白い2カ月でした。(いや、2週間!?)

何度も、「コラっおサルっ 尻尾を振らないの!」と怒られ…

いえいえ。
編曲がバーンスタイン自身ではないことから、
ここは、もっと音域を忠実に再現した方が
楽器が減ったことなどが表現しやすいのでは?などなど、
スコアを何度もみて話し合いました。
それらの事ももちろんですが、演奏する指の使い方やタッチのスピードなど
丸反対の二人で一つの音楽を作る事は、
ちょっとしたオーケストレーションと似ています。

今回は、上パートを石田センセ、aiai は下を担当しました。
この上下が逆になると、全く別性格の音楽が出てくるので
またいつか、逆パートで演奏してみようと話しています。



2曲目のグリーグ「ノルウェー舞曲」

こちらは連弾が原曲。
ノルウェーの大自然や、伝統音楽舞曲が
自国を愛したグリーグの人柄を通して音に描かれています。

純粋な器楽曲というより、動物の顔や大自然が浮かんできそうな音楽。
いつも色んな情景が頭に浮かんできてしまい、相棒には多大な迷惑を。

このオチャラケaiai 今日はどう弾くんだ(!?)と、いつも
左隣から、怖ぁーい…
いえ、温かい視線を感じて安心して遊んでしまいます。



そして最後はスペインの作曲家、アルベニス「アラゴン(幻想曲)」

スペインは大好きです。
そして、アルベニスのとんでもない生い立ちも大好き。
大好きで、ついついみなさんにご紹介してしまいました。

この楽譜が、これまたスペイン産(!?)でスゴイときたもんだ。
なんせ、印刷がガビガビな上に五線紙の端っこが切れているので
どこを弾いているんだか、ワケが分からなくなってしまう。
楽語もアヤシイ。
念のためにと、ソロの原典版と照らし合わせてみたら
rit(だんだんゆっくりと)が実は ritmo(リズムを感じて)だったり。
えんらい違いで大笑い。

そんな楽譜に、更に我々の書きこみ。ここにも性格の違いが…

例えば同じ箇所(246から248小節目あたり)

Osaka3 石田センセ

考え抜かれた運指が丁寧に書きこまれているのだ。

それにひきかえ…


Osoka4 aiai

ネコがねずみって…sweat02
しかも、今となってはどういう意味だかワカラン。



こんな二人にも共通するのが、マイク苦手病。
会議でも、多くの人がいると聴く側にまわってしまう。
どうやって授業をしているのだか?と演奏仲間に不思議がられるほど。

ところが…

Osaka5 あらま、話している!

こうして、お話しさせていただけるのも大阪クラシックならでは。
でも、実は頭が大混乱なのです。
うまくお話しできず、すみませんでした。

温かい拍手をいただいて、アンコールに
去年も演奏させていただいたシャブリエの「エスパーニャ」を。

弾きながら、昨年の大阪クラシックを思い出していました。
あの経験があったからこそ、人前で連弾だけのコンサートを続ける決心ができ
たくさんの出会いが広がっていきました。
多くのみなさんに感謝の思いでいっぱいです。

そして。
いつも我慢強く付き合ってくださる、石田多紀乃さんに感謝です。
毎回、あちこちに飛んでいく aiai を右に左にコントロールする気配を
実はいつも一番近くで感じています。

ありがとう。

最後のフォーレは、感謝の思いと祈りです。
演奏しようか、迷っていたと皆さんに申し上げましたが、
あの場で演奏させていただけて、幸せでした。

たくさんの温かい心が、隣へと、次世代へとつながっていきますように。

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コメント

お疲れさまでした。御盛会だったようで何よりです。
とっても残念ながら、今年は一公演も行けなかったのです、大阪クラシック・・・音楽監督も変わるそうだし、市長選もあるし、来年以降はどうなるんでしょうか。

なんだか急に、残暑厳しくなりましたね。季節の変わり目なんでしょうし、お身体にはお気をつけ下さい。

ruruさま
ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいますか。

すっかり遅くなってしまいました。
大阪クラシックの盛況をみていると、当然のように来年も…と思いたいところですが
大阪の行方も気になるところです。

色んな意味で大変な時ですが、こんな時こそ本当に良いものが残っていくのだと思います。

お忙しそうですね。
どうぞご自愛くださいませ。
今年こそは、どこかでお酒を飲みたいですね。

状況その他微妙なことはたくさんあるんだと思いますけど、たしかに・・・良いものは残っていくんだと思います。

ほんとですね。お酒飲む機会とかあれば、と思っています。ぜひぜひ!!

天気が悪くて嫌になりますし心配でもありますが、せめて今度こそ、本格的な秋の空気を持ってきてほしいです。

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