« ぷしゅー | トップページ | セントルシア »

2011年11月29日 (火)

本日の授業1129

久々に授業の記録を。

<リーディング2、3>

先週は、一斉検定。

オーケストラは、
ブラームス(シュメリンク編曲):ハンガリー舞曲第5番のクラリネット in B

移調楽器が何管かを判断して、実音を演奏するもの。

室内楽は、
ドビュッシー:弦楽四重奏曲より第1楽章展開部のヴィオラ。

ほぼ、オスティナートのチェロパートとともに。

リズムは、リステッソテンポ。

そして楽典は、省略記号及び装飾記号について。

今回の楽典で問われるものは、特に色んな可能性が有ります。

例えばトリル一つとっても、時代や作曲家によって
さまざまな考え方があるのです。
上から、下から、更に音価も。

ともすると、唯一正しい答えというものを求めたがりますが
それは違う。

何のための装飾なのか、
原音で伝えたいものはなになのか。
いずれ、演奏において装飾音符に出会った時、
「あぁ、バロックだから上からだよね。」

なんて、安易に判断してもらっては困るのである。

っというわけで、先週楽典の試験が終わった時に
「先生方だって、ひとりひとり色んな考え方を持っているんだから
自分の考えがどうなのか、分からなかったら
色んなリーディングの先生方をつかまえてきいてみるといいよ。」

と、お伝えしました。

そうしたら…


今日は、学校に来る道すがら、そして職員室に入るや否や
先生たち同士でも、質問や議論が行きかう。
イタリア語辞典を引っ張り出し、楽典辞書もあれこれ比較し
バッハの資料を引っ張り出してくださる方も。

あぁだこうだと授業ぎりぎりまで、話し合う。

 いいなぁ。

なんだかとっても嬉しい朝。

こんな授業体制も後ひと月。
寂しいな…。


音楽は、技術だけを教えるものではない。
やっぱり、先生がた一人ひとりが生き生きと音楽に向き合ってこそ
常に生きた音楽人として、小さくとも同じく一音楽人である学生さんと
向き合う事が出来る。

オオボケのチーフ aiai は、こうして皆さんに助けられています。


廊下で学生さんに質問されました。

「愛ちゃん先生、どうして私たちに優しいんですか?
大学では違うって…。」

あははー。
何も変わらないです。
でも、もし違うところが有るとすれば、
それは、同僚の教員のみなさんに恵まれている事と、
高校の学生のみなさんが大好きだから。

(大学に、それがないというのは有りませんよ。)

3年間、一緒に過ごすことで、
音楽以外にも、たくさんの思い出が有ります。

やっぱり、音楽は信頼。

一緒に考えたり、ものを創り上げていく経験がもたらす幸せが
きっと、優しく見えるだけなのです。

根本は、オオボケ教員 aiai に違いは有りませんscissors

<和声2>

このクラスも大好きです。
最初に出会った時は、なんだ??と頭がハテナになりそうな
マニアックさが有りました。

今取り組んでいるソプラノ課題。

まだ、三和音と属七しかやっていないのにソプラノ課題をやるものだから
「もっとこんな音楽もあるのに…。」と考える人もいる。

常に、自分がどこに居るのか。
広い広ぉ~い音楽の世界の中の…、調性音楽の
世界でもたった150年程の音楽を勉強している。

それが、どういう事なのか。

それを毎回考えられてこそ、たとえ狭い世界でも
自由になれる。

近頃、ようやく本当の意味でその事を話せるようになってきました。

理論にハマろうとするのではなく、自分に生かす。
基本はバシっと教えますが、
後は考え方をともに議論することで自分の道を見つけてもらう。

このクラスは、一人ひとりがそれをできるクラス。

破天荒なら、破天荒を貫く意志の強さを自分に対してもつ。
自信がが無いなら、先人たちが残してくれた良さをまずは経験してみる。

色々な道があっていい。いつもそう思います。

でも、最終的には自分らしさを見つけてくれそうなクラスです。

これからが楽しみ楽しみ。
2年生は、これで1月17日まで会いません。(授業がこんなに空くなんてsweat01

たんまり宿題を出しましたが、迷った時には
いつでもご連絡くださいませ。

郵送、メール、FAX、なんでも大歓迎でございます。ハイ。

« ぷしゅー | トップページ | セントルシア »

授業<高校>」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ぷしゅー | トップページ | セントルシア »

Discography

  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

コンサートのご案内

  • <石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ>

    石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ
    12月9日長野県白馬村

  • <Strings Goto & Klavier Ai>

    ~Strings Goto & Klavier Ai~
     12月1日神戸・三宮ピアジュリアン

カテゴリー

フォト
無料ブログはココログ