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2011年11月 4日 (金)

芦屋音楽都市宣言

夏の終わり、山でこどもたちと音楽にがっつり向き合って、
降りてきた新幹線のホームで受け取った電話。

「芦屋の曲をかきませんか。」

芦屋というところにご縁をいただいてほぼ25年。
育ちが大阪の南部で、同じく山と海に挟まれた豊かな場所で育った事も有り、
今回のお話しをくださった今田さんの描く、「豊かな自然と文化」という
企画にいつのまにか参加させていただく事になりました。

冷静な自分が、
「この秋は、すでに予定がパンパかパンだぞ。
曲書いている暇があるのか!?」

っとささやいているにも関わらず…。

なぜか、予定もコンサートの日だけ空いている!

そして、原発事故によりなにもかも変わってしまった日本の未来に
次の世代に何を伝えていけるのかを考えていることも有ります。


あぁ、足をつっこんでしまった。

っというのが正直な気持ちでした。
実際、じっくりと湧き上がってくるものに向き合うような時間の余裕もなく
だからといって、無責任に自分のためだけの音楽を書くなんて事は
考えられず…。

そんなときに、芦屋の子どもたちに書いて頂いた「モティーフ」
本当に心にしみました。

そのモティーフは芦屋のA(ラの音)から始まります。

創造はアイデンティティーでもあります。
情報があふれ、自分に向き合うことがかえってって困難な時代。

自分の故郷の在り方を、音楽を通して見つめていこうという
今田さんのおもいに、どれだけ自分が向き合えるか。

最終的には、自分そのものの作品になりました。

自然の中で育ち、なぜか音楽という道に頭を突っ込み、
自分が予想すらしなかった教員職と演奏の世界にどっぷりとつかり…。

そう、自分がなぜこの世の中に今生きているのかに向き合うと
自然と自分そのものに向き合う事になります。

そんな、貴重な機会をいただけた事を本当に幸せに思います。

演奏会は、ほぼ即興大会。

即興は、その時の自分がうつしだされるものです。

小さなころから、自分の描くものを音に置き換えるのには時間がかかり、
即席でものを創り出すよりも、じっくりと考えて…
という姿勢を選んで来ました。

なので、今回は久々の戦々恐々でしたが
どんな姿も自分そのものです。

しっかり受け止めて、またこれからも小さくとも自分らしく
一歩一歩すすんで行こう。

そう、改めて考える機会となりました。

最後になりましたが、
このような貴重な機会を提供してくださった今田さん
芦屋市のみなさま
共演の平野公崇さま
毎年12月にお世話になる、芦屋市民センターのスタッフの皆様

コンサートを企画に関わってくださったみなみなさま

本当にありがとうございまいした。


また、お会いできますように。

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