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2015年2月

2015年2月28日 (土)

選曲の不思議

2015duo

気づいたら本番まで2週間を切ったデュオ。

昨日の学生さんたちとのコンサートを終え、
2人ともひと山越え、集中モード。(多分・・・!?)


合わせの時間以外は、「演奏する」以外の勉強にいそしむ。

演奏家の役割は、作曲家がのこしたメッセージに向き合う事から始まる。
確かに、弾くという作業は大切だけど、それ以上に

・どうしてこの曲が書かれたのか。
・その時の作曲家はどういう環境にあったのか、どういう心だったのか。

など、音符の向こうの果てしなく広い世界をみる必要がある。


今回のプログラムにある、ブラームスが書いた
「シューマンの主題による変奏曲」。

この曲との出会いはとっても地味だった。

昔、ふと楽譜屋さんでみつけて手に取り、気になって購入。
まだ、「調教師とサル」のデュオを組んでない頃だ。

その後、その楽譜は長い間我が家で眠っていたのだが、
「あ、今日のお昼休みに石田センセと曲決めしないと。」
と授業の準備の合間に、ふと手に取っただけだったのに・・・

たくさん弾破した曲の中で、石田センセが

「これにしよう。これ、いいと思う。」

と言うではないか。


へ!?
この楽譜との出会いも地味だけど、曲自体も地味じゃないかい?

正直なところ、ノーテンキおサルはそう考えた。
どころがどっこい。

いつのまにか、このデュオはいつもそこへ落ちつくらしい。
去年のシューベルトも同様、
幸せな満載曲よりも、「そらの彼方」の作品に魅かれてしまう。


この主題が、シューマンが天界と会話して遺したものだったとは…

なぜ、自分がこの楽譜を手に取ったのか。
なぜ、石田センセがこの曲を選んだのか。

不思議なようで必然なような・・・

ブラームスがどうしてこの主題で曲を書いたのか。
その意味を、私たちなりにお伝えできるよう取り組んでいきたい。

2015年2月26日 (木)

再会

久々に、教え子さんと再会。

本番続きの合間で、遅めの時間。
っということで、久々に下町のワインバー「ヴィノ・フルート」へ。

そのお店の名のとおり、マスターはフルート吹き。
ならびに、私の同級生のチェロの生徒さんでもあり、
何度か、コンサートもさせていただいたことが有る懐かしの場所です。

ワインはもちろん、料理もこだわり満載でおいしいったら。

締めは、なんといっても

Soba  お蕎麦

マスターが打つ、こだわりの十割そば。
おつゆが二つなのにもキチンと意味が有ります。

そのままでもモチロンおいしいけれど、
マスターのお勧めは、すりたて胡椒。

おぉ、2年ぶりにこの味。

本当においしい。

そして、何より久々にお会いした生徒さんが
さまざまな困難を乗り越えて、一歩ふみだそうとしている姿に
たくさんのエネルギーをいただきました。

身体をもって生きることってなんだろう。

彼女の話す姿をみながら、
ずっと分からなくて探し続けた頃を思い出していました。


それにしても、不思議な空間「ヴィノ・フルート」

マスターの夢は、丸い家を建てる事。
設計図を書いて見せてくださり、
三人してそこから想像をふくらます。

ここは、地球じゃないな。

宇宙人が3人・・・
不思議な夜。

2015年2月25日 (水)

トリオ!?

12月のある日。

「こんなんですけどぉ~ あ、この楽譜このまま差し上げあげます。」

っと受け取った譜面。
すごかった。

最後のページなんて、ピアノパートに

「風」

って書いてあったもんね。
ピアノでどうやって風を吹かすんじゃい。

とにかく、しょっぱなの出会いから印象的だったMさん。
1年生の時の合わせが別人のように思えます。
よく頭を使ってくれるようになりました。
そして、いつもよぉく研究してくれました。

今回の譜面を最初にもらった時
あまりの謎だらけな譜づらにワクワクしつつも
(八の字ダンスみたいのやら、ハンマーみたいのやら
変な記号はもちろん、書いてないオケの音もいっぱいありそうだし)

「これ・・・。スコア見ないとキチンと伴奏できない。」

といったら、ロシアだのなんだのと色んなルートから
入手に奔走してくれました。
しかぁし。手に入ったのは本番数日前。

何とか卒業試験では、Mさんのこだわりと
そこから実現していくための工夫を話し合い、
楽音で無い部分は、ピアノのありとあらゆる所を演奏し
乗り切りましたが・・・
(スタインウェイのフルコンは、
ボディーをたたいても凄い箱鳴りがするという発見も。
ピアノさん、ひっぱたいてごめんなさいでした。)


とうとう学外の演奏では、内部奏法も不可。

Constant 譜めくり兼お祈り隊、ありがとうございました!

譜めくりも総動員の伴奏となりました。

入り乱れたピッチカートの音、
オケマンが1人1人勝手にグリッサンドをしている混沌さ、
ブラシドラムの音

これらは、サスペンド・ペダルの低音域開放や
第3の手?などで補ったけれど

シンバルだけは、以前楽音に置き換えて幻滅した経験があるので・・・

でも。
楽しい本番でした!

本来のスコアに近づいていく努力は、
色んなアイデアやエネルギーを生み出します。
そして、その事はいろんな人をも巻き込んでまた
新しい道を開いていく事にもつながっていくのです。

どんな人になっていくのかな。
枠におさまらない方が似合うMさん。

枠はかってに誰かがつくるものだから、
まっすぐな心に正直に。

楽しみにしています!

2015年2月24日 (火)

レインボー

スカイツリーがここのところ、
不思議な色をしていることがある。

Skytree ピンボケ

虹色スカイツリー

何か記念日が知らん?

2015年2月22日 (日)

帰りました!

おサルは回復!

無事、東京に帰ってきましたが・・・

激やせでビックリ。

寝るって、相当体力使うらしい。

明日は朝から本番。

洗濯して、お手紙書いて、さらって
お肉を食べて、コロンと眠る。

あぁ、これ以上腕が細ったらこまるのだ。
要たんぱく質。

あ、アルコール消毒も必要かな。

 ゴチンっ

思い手が・・・降ってきそう。

2015年2月21日 (土)

ありがとう

ANA98 関西→羽田

夕方、東京に帰る前に祖母のうちに寄る。

「体調悪いけん、何も食べれん。」

と伝えておいたら、特製手作りチラシ寿司を
キチンとお弁当に詰めておいてくれました。

Hanachan

ありがとう!
絶食後の初ご飯、おいしかったよ。
真夜中に半分ぺろりと。

・・・て1合食べたってことか。
うん、回復!

2015年2月20日 (金)

よく寝れるもんだ

昨日は午後から月に一度の神戸でした。
深夜帰宅して、異変は今朝から。

2人して

「・・・・・・」

いやぁ、よく寝ました。
というより、起き上がるとどうにもならん。

ふらふら~

午後には観念して、病院へ。
点滴を受けて、帰宅してまたも眠る。

いやぁ。

こんなに寝たの初めてかも。
24時間に以上寝ている。

明日飛行機に乗れるんかしらん。

2015年2月18日 (水)

春の気配

練習の合間に散歩をします。
よく考えたら、世の中こんなに便利になり過ぎる前は
みぃんなお散歩していたんじゃないかな。
ベートーヴェンもブラームスも・・・・

というわけで、いつも行ったことない道へ探検。

Ume  空に向かって紅梅

のどかだ・・・Kumatori2

そうそう、この辺は泉州玉ねぎの産地。
というわけで

Tamanegi

あちらこちらに、玉ねぎ小屋があります。

そんなのどかな熊取町も少々オチャメな一面が。
マンホールに描かれた町章ですが

Kumatori

「くまとり」

が隠れています。ちなみに町の花はひまわり。
分かるかなぁ。
ダジャレ好きな人にはわかると思います。

Sunset 今日の夕日。

空から下界に向かって後光が差していました。

明日もまた、よろしくお願いします!

2015年2月17日 (火)

干しイモ

昨日は心温かな半日を過ごしました。
音楽で大切なことを、ずっと伝え続けて下さったボッセ先生。

その生前のお話をききながら、
人が身体をもって年を重ねていくいくというのは、
その人が出あうべくして出会ったことに対して
謙虚に向き合った結果が、その人を形作っていくのかな…。

音楽は、その人そのものだから。

っというわけで、もみくちゃな冬を過ごしてきた自分を解凍。

朝からイモを茹で・・・

Dsc_0152  アチアチっ

輪切りにして・・・ Dsc_0153

Hosiimo  お日様を追いかけて干す!

たくさんの音をききながら、おいしく育ちますように・・・

2015年2月15日 (日)

熊取へ

SFJ21 羽田→関西

ようやくこの日がやってきました。
今日から、Duoの合わせに籠ります。

本日も視界良好。

Fujisan  富士山


関空で何気に好きな画面。

接近情報 Kix

今朝も、色んな国から関空へやってくる飛行機たちが映し出されている。

さぁ、今日から合わせ三昧!

カプースチンの第4楽章。
少しずつ東京で進めてはいたものの、2時間とか細切れにしか時間が取れず
少しまとまった視点から観ようと始めたら・・・

細かい検証がはじまった。

中でもペダル。
いつも思うけれど、石田センセのペダルの細かさは神業だ。

一番右のペダル一つとっても
いわゆる普通のサスペンド・ペダルの役割はもちろんだけど
スラーを手伝うための、アクセントを響かせるための、
和音の変化をより感じさせるための、音の歯切れを感じさせるための・・・
使う目的の種類は沢山な上に・・・
各々の種類をさらに、2人合わせての効果のためにはモチロン、
プリモだけのための、セコンドだけのためのと使い分ける。

しかも、曲のその場その場だけでなく
曲の中で対応する楽節を、並行してならべながら検証していくため
楽譜があっち行ったりこっち行ったり。

だからこそ、演奏する前にかならず形式アナリーゼをするのだが
それにしても、細かい!

っというわけで、プリモのサルはだんだん頭がボーっとしてくる。
でもそこは、サルにはサルの役割。

「ねぇ、そんなに細かく考えても、全体像を見た時
そこは結局ペダルはボーになると思うよ。
だって、前後のAの部分は縦の要素が大切だけど
それを生かすには、Bの部分は1音1音細かく踏みなおすより
ボーの方がいきると思う。」

と、意見してみる。

そしたら・・・

「そうか。確かにそうだね。」

・・・の後がすごかった。

そういう風な効果をだすには。
の検証が更に細かく始まったのだ。

ボーと聴かせるには、それを効かせるペダリングが有るらしい。

「濁らないようにここで踏み変える。いや、そうすると区切れてしまうから
ボーにするには、ここでハーフで #$%&!・・・・」

神業だ!

っと感心している場合ではない。
サルの修行は今日も続く。

2015年2月10日 (火)

霜柱

昨日に引き続き、今日も本番。

朝、学校に来ると・・・

Simobasira

今年初観測の霜柱!

2015年2月 8日 (日)

追い出しコンパ

今日は、フルートのU先生門下の追い出しコンパ。

卒業する4年生の好きなものをリサーチし
先生が、お店を探してくださる。

いつも伴奏してきたAさん。
とっても心優しい人で「お嫁さんにしたい人としてナンバーワンだ!」
と、1年生の頃から先生に言われていました。

それが・・・

メキメキと力をつけて、すっかりたくましくなりました。
もう、卒業かぁ。

でも根っからの優しさは変わらず、いつもほんわか。
これからも、多くの方々に心のやすらぎを注いでいく人に
なるだろうな。
卒業おめでとう!

Fuji

後輩のみなさんからも、素敵なプレゼントをいただきました。

おいしくお酒を!?いただきます。
これからも楽しみにしています!

2015年2月 7日 (土)

寒い・・・

朝9時。
冷えます。
なぜか、東京の冬は秋田より寒い。
(正確には、寒く感じる。)

というわけで・・・

Mimi

ホット・みみ・サンド 復活!

コーンスープは、あっという間に冷えましたとさ。
サルの耳はよく冷えるのだ。

2015年2月 6日 (金)

きれいだ・・・

合わせのかえりに、月あかりを見る事が多くなった。

Moon

きれいだ・・・

2015年2月 5日 (木)

デュオ・合わせ再開

東京で積雪の注意報が出ました。

っというわけで2人とも雪靴で出勤したものの・・・
雪は積もらず。

拍子抜けな様なホッとしたような。

ゼミや入試の合わせの後は、久々に連弾合わせ再開。
向き合うべき曲はたくさん。

間に合うのか!?

ばんがるrock

2015年2月 4日 (水)

羽後町番外編

コンサート後、打ち上げは・・・

Yasuke  

そう。羽後町名物「ひやがけ」

Hiyagake 冷やがけ蕎麦

実は冷たいお蕎麦。しかしこれが んまいっ!

羽後町名物といえば・・・

羽後牛 Ugogyu

いただきながら、窓の外には・・・

Skijo

子どもたちがスキー。
並んでいるのは、なんとリフト代わりのロープ。
これをつかむことで、チョッとした高台までひっぱって
連れて行ってもらうのだ。原始的で素敵。

そして、窓の内には・・・

Ugoduo ソフトクリーム・デュオ

K野さんと竹ちゃんマン。
素敵なお2人です。

K野さんは、羽後町の(行政のと私は思っている)宣伝プロで
たくさんの事を教えていただきました。

町には、西馬音内盆踊りという伝統文化があり
「行政こそが、長い目で文化をまもっていく役割なんだ。」
という言葉がとても今でも心に残っています。

しかも、守ることと演じる事、革新していく事、伝えていく事
すべてが一緒に有るということが当たり前のようになされていく。

クラシックの世界も、全く同じで
そして、人生もまた同じなのかもしれない。

この冬で、定年されるK野さん。
本当にありがとうございました。
おかげで、沢山の出会いをいただき、
そのことが、たくさんの人々に温かさを伝えていく
きっかけとなっています。

そして・・・これからも楽しみにしています!

2015年2月 3日 (火)

終わった!

本日の弦楽器の試験をもって
本年度の試験は終わりました!

続けて、ゼミや研究室、卒業披露等コンサートは続くものの
ともかくはひと段落。

肩から、ドンっと荷物が降りました。

ふぅ・・・

少しずつ、ブログを復活いたします。
過去の記事をこっそりと。

2015年2月 2日 (月)

雪国…

こまち10号 大曲→東京

午後の本番に向けて、羽後町を早朝出発。

と・・・

いつもに増して、町には人影が。
そう、雪国の朝は雪かきとともに始まるのだ。
お話によると、出勤に車を出そうにも道を作らないことには
外に出られないのだそうだ。

厳しい自然とともに生きるのは、本当に大変。

朝7時前の湯沢駅 Ouhonsen

ホームを雪かきしてくださる。
それにしても、輪立ち?は有れども
線路は見えず本当に電車は走れるのか!?

Ouhonsen2_2  雪の髭付き

時刻通り、来ました!

そう、雪国の電車でビックリしたのは
音も無く、電車が接近する事。
ガタンゴトンというお決まりの音はならないのだ。
すぐ近くまできて

 ンコ ンコ・・・

と静かに音が聞こえる。

大曲からは秋田新幹線。
竹ちゃんマンが、「秋田新幹線すごい!」
と感動していたので、確かめたかったのが・・・

Komachi  お手洗い。

なぁんと、ウォシュレットつき。
但し、竹ちゃんマンによると普通のよりは
時間が短いらしい。

途中少し遅れたものの

Tokio_2 無事東京駅へ到着。

朝早くから、駅まで送っていただき
ありがとうございました。

おかげさまで、無事午後の本番に間に合いました!



2015年2月 1日 (日)

愉快な仲間 in 羽後町

今年のコンサートのメンバー

Geidai_2

左から
楽しいテノールの竹ちゃんマン
羽後町近くの新庄出身の江口さん
そして我々、サルとその飼い主石田センセ。

お昼前のゲネから、笑いっぱなし。

中でもオペラ「愛の妙薬」のリハ中、イタリア語の楽しいやり取りは
やっぱり皆さんにも楽しんでいただきたいと思い
相談大会。

「どうせなら少しでも、秋田の言葉でやってみよう。」

そうすると、譜めくりをお願いした地元の方が
秋田言葉の指導をしてくださる。

オペラの内容であるケンカのやり取りは、舞台ではおさまらず
客席中移動するため、客席の動線を確認し
開場ギリギリまでやりとり。

しかぁし。
いざ本番となると。

客席で歌うお二人から聴こえてくるのは、謎の言葉。

打ち合わせをはるかに通り越して
秋田言葉やら新庄言葉やら・・・

ひぇ~

ただでさえ、客席にいってしまった離れた2人の歌が時差できこえ
私の伴奏譜に書いてあるのはイタリア語。

笑うしかない!

更に、すごいことに照明さんがキチンと
勝手に動き回る2人を追いかけてくださるではないか。

本当に、ご縁とチームワークのコンサートでした。
お客さまは、みなさん雪の中来てくださり
しかも心温かく包んでくださり、感謝の思いでいっぱいです。

今年もありがとうございました!
また、お会いできますように…

Ohana

かわいいお子さんからいただいた花束。
大切に東京へ持って帰りました。

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Discography

  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
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