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2015年3月 4日 (水)

作曲家に近づく

演奏する時は、基本的に原典版を用いる。

原典版は、「作曲家の意志にできるだけ沿ったもの」だが
近頃、出版社が詳細に資料を検証して出版することに加え
「なぜ、そうしたのか」など、その資料を別冊に示してくれる
出版社も現れ始めた。

今回、唯一取り上げるフランスもの
フォーレの「ドリー」

連弾と言ったら…というほどの王道の曲だが、
いざ、研究始めると版によってアーティキュレーションが違うし

う~ん

と悩んでいたら、最新のクリティカル・エディション(批判校訂版)が出た!
(去年の夏だったかな…
http://aiharada.air-nifty.com/blog/2013/10/post-1661.html

Dolly
なんのなんの。

いやぁ、楽しい。
ギモンがどんどんほどけていく。
正確に言うと、選択肢が増えだというべきか。

「なんか、無理やりお化粧をさせられた人の化粧みたいだ。」

と思っていたところが、
すっぴんにもどされて、その素顔を観ているといった感覚。

モチロン、スッピンにしたら「あんた誰?」程度の認識の作曲家なら
エライこっちゃだけど、
余計な化粧をきらった作曲家フォーレだ。

素顔をしらない演奏家の化粧は、不要。
ましてや、素顔を知っていないなんてありえない。

よぉく見ると、フレーズの解釈がキチンと書いてある。
表面的でなく、内面的に。

もちろん、彼の後期の作品ほどとは言わないけれど
キチンと!書いてある。

目下の敵は先入観。

初めて初演するかのようなワクワクを持ち続けることの大切さ。
便利な世の中ではなかなか難しい。

でも楽しいのだ。

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  • <石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ>

    石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ
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    ~Strings Goto & Klavier Ai~
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