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2015年8月19日 (水)

戦後世代

今日はソルフェージュ研究会の授業。

先週「メシアンの世の終わりのための四重奏曲をやりたい!」
と要望がでたので、今日の授業の最後に取り上げる。

大学院生の頃、仲間と必死に取り組んだのが懐かしい。
弦のボーイングが不可能なほど長く、
でも、そう書かれた意味にキチンと向き合いたいと
とにかく妥協なく取り組んだものだ。

授業では、実際曲に取り組む前に
移調の限られた旋法と不可逆リズムの意味、
この曲の書かれた背景など、
かつて自分が演奏した時に
勉強した事、感じた事を話しながら
学生さんたちとディスカッションしていく。

「収容所で書かれたんですか!」

「遺書としてかかれた曲だと思っていました。」

「収容所で演奏会?」

「演奏が終わって、みんなどんな反応だったんだろう。」

など、現代ならではの新鮮な驚きと共に
曲に対峙してくれているのをみて、

歴史が伝わっていくというのはこういうことか・・・と改めて考えさせられる。

「時の終わりための四重奏曲」

という邦訳を冠して、詩の朗読をはさみ、
演奏配置は曲によって配置。
聴いて下さる方の椅子の位置も
心赴くままに座っていただいた本番を思い出す。

私自身も戦争をしらない世代だけど、
また全く違う今の世代の意見をききながら
8月15日に考えられなかった事を、ずっしりと心に受け止める。

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