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2016年6月 2日 (木)

ライプツィヒをめぐって

今週末、銀座でお勧めのコンサート。

Resital石田多紀乃 ピアノ・リサイタル

石田センセは、バッハ弾きでシューマン好き。

昨年秋、ミュンヘンに行くことになったとき、
「行きたいところは?」
とたずねると、

「ライプツィヒ」

と。

sweat02 真反対の北のほうですな。
ミュンヘンから遠いけれど…

とは思ったものの。
実際にいってみると、降ってくる降ってくる。

これでもかというくらい、出会いがありました。

私が学生のころ、ぷらりと歩いたときとは比べ物にならないほどの出会い。

資料館でもミュージアムでも、まるでわが子のように
わが街の作曲家を見せて魅せてくださる街の方々。

ピアノを弾かせていただいたり、突然CDをプレゼントしていただいたり…

ボッセ先生のお話しに、よくうかがってきた

「受け継がれ、伝えていく誇り」

を、まさに心から感じる滞在でした。
ドイツ語が堪能な石田センセのおかげで、
なんとか宇宙人にならず、皆さんの熱意についていけましたが

「伝えていく」

というエネルギーの源を、とにかく体じゅう受け止めた滞在。

その誇りの一端を、伝えてくれるのがこのコンサート。
しかも、表面的でなく、心で魂で伝えるとなると…
石田センセならではのプログラム。

なんといっても最後が、シューマンの
「天使の主題による変奏曲」(通称)ですから。

夢の中メンデルスゾーンとシューベルトの霊がうたったという主題による
変奏曲。

きちんと作品として残されてはいなくて、
何曲変奏曲を書いたのかも不明。

聴いていると、モネの最晩年の絵がなぜだか浮かぶ。

混沌のようで、ち密な構築、
グロテスクなようで、とてつもなく美しくて。

普通の人が弾いたら、よくわからない曲かもしれない。

でも。

連弾の相棒、石田センセが選んで最後に添えるんだから。

心の闇に手を突っ込むには絶好の機会です。
(え!?)

週末の午後、お勧めです。
きっと、いつもと違う銀座の風景が見えるだろうな…

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  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
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