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2017年5月24日 (水)

オルガンとピアノのはざま

今朝はオルガンとともに。

リサイタルを控えた飼い主、石田センセが
オルガンで確かめたいことがあるという。

今年度もこだわりのプログラム。

作曲仲間の会話では、

「ほぉ。こう来ますか。
マニアックな…。でも筋が通ってますよね。」

と。

で、今日の研究はフランクの
「プレリュード、フーガと変奏曲」

リサイタルでは、本来オルガンのために書かれた曲を
ピアノで弾くのだ。
今日のオルガンは、フランス式オルガンではないこともあって
鍵盤の配置の考え方がそもそも違う。

そして、Recitでフランクが指定した音の一つ、
オーボエの音ができない。

…というわけで、倍音を選んでそれらしく。

Dsc_1985

カプラーにも限界があって、その場合は
手動で、ワタクシが1オクターヴ下を重ねる。

Dsc_1984 ストップ研究中

一緒に研究して弾きながら思うのは
やはりピアノとは違う。

でも、石田センセは
「ピアノでオルガンらしく弾きたい。」

とのたまう。
なので、編曲も極力
ピアノらしい響きに書きかえることをしなかった。

でも…。各曲の終止音のところで
「減衰しない!」
とつぶやいている。

そうだよなぁ。
ピアノでさらえばさらうほど、そこに意識が行くはずだ。

でも色んな発見もある。

減衰しないからこそ、一番最後の終止の音に
オルガンには第3音がないのだ。
(ハルモニウムとピアノヴァージョンには第3音がある)

鳴らし続けたら、幸せすぎてしまう。
耳に残る残像で十分なのだ。

はぁ…。

編曲作業中にもずいぶん迷った。
どこまで、書く音として倍音に手を出すのか。

だって、本来ピアノの音にも倍音があり
耳のよいピアニストは、倍音をコントロールしているもの。
んー。
今更書き換えるわけにはいかないから、
あとは、お任せするしかない。

6月2日のリサイタル
どんな音が響くのだろう。

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