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2018年3月 7日 (水)

スラヴ舞曲集

ドヴォルザークの譜面は細かい。

と、学生の頃から思っていた。

長いフレーズを表現するために入れる休符が、とても適切で
しかも、よく計算されていることに感嘆したことから
そう思うようになった。

アーティキュレーションの書き方は細かいけれど、
表現のヒントとなることが多いので楽譜の研究は欠かせない。

例えば、ボヘミアの踊りのひとつ、フリアントの表現。
踊りのリズムは一緒だけど、アクセントの書き方が細かい。


<その1>
aの主題
Dsc_3127
山型アクセントとスタッカートのつき方をみると、組み合わせとして3種。
これだけでも、どんなステップなのかが変えられる。

<その2>
bの主題
Dsc_3128
強弱の変化は、当たり前に気が付くけれど、
(後半の最後2小節がPに落ちないことで、
8小節ひとフレーズに変化できる。)
アクセントの種類が増え、表現が前半と後半で違う。
これが、またフレーズ変化の助けになるのだ。

<その3>

Dsc_3129

再びのa主題も、同じに見えてgrandiosoが加わる。
もちろん、伴奏も変化する。ま、これはよくあることだ。

こんな調子で、毎回コロコロ変わるので、
神経質に読み取って想像力をの糧にしていたら、なんと。

あるドヴォルザークの研究の文章に、
「アクセントの種類は、あまり考えずに書いている可能性が大きい。」
との一文が。

 なんだとぉ~

それを読んで、一瞬めげそうになったけど、
やっぱり、想像力の種には違いない。

もちろん、並行して書かれていた管弦楽版のスコアも検証。
(そしたら、まったく違うことが書いてあって余計に混乱!?)
最後にフリアントを踊っていそうな人の演奏も聴く。
こんな調子で、色んな種類の舞曲が8曲も入っているんだから、
やってもやっても終わらない。
合わせももちろん!終わらない。
えらいこっちゃである。
でもとてつもなく、楽しい。

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  • 石田多紀乃&原田愛 Piano Duo
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