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2020年5月14日 (木)

ソルフェージュ系遠隔授業

とうとうこの日が来てしまった。
遠隔授業の難しい、ソルフェージュ。
個人レッスンではなく、20名を越える集団にどう授業すればよいのか!?

Dsc_3808-1 見事な色合いに。
いつものように、22分間のヨガと筋トレ。
そして、ベランダの観察。

そして、授業のタイムスケジュールを確認。
教育実習生を担当していた時に確認していた実習ノートをみるようだ。
そして、授業30分前には

「おはようございります!
最初に出席をとりますので、meetまできてくださいませ。
・パソコンの場合
クラスルームのSolfégeIのクラスルームの画面に行くと、
クラスコードの下に、meetのリンクが出てくるのでそこをクリックしていただければ入れます。

・スマートフォン等の場合
SolfégeIのクラスルームを開くと、一番上の段に右から3つ目にビデオカメラのマークがありマス。
そこをクリックしていただければ、入ることができます。

なお、Solfégeの授業では、毎回必ず五線紙を用意してさい。
Wi-Fi環境がまだ整っておらず、授業に来られない人は、
事前に、ご連絡いただければ幸いです。
宜しくお願い致します。」

を配信。

1限は、新入生を中心としたクラス。
しかしだ。
この状況下なので、クラス分けをしていない。
状況把握のために行った事前のアンケートからも、
「難しい聴音を楽しみにしている」
という人から
「楽譜を書いたことがありません」
という人まで、さまざま。
えらいこっちゃ。

というわけで、初日は
前期最終週にはこれくらいのことができるようになりますよ・・・
と目標をもってもらう課題をやることにした。
楽譜を書いたことのない人には1題1題、楽譜の書き方や
聴音の目的、拍の感じ方などを書き込んだシートを送ってある。
(会った事もないので、不十分かもしれないと思うけど・・・)

授業開始して、1名Wi-Fi環境が無いため参加できない人がいらしたが
他は全員出席。
びっくりだ。
聴音は、リアルタイムに演奏するとデータ量がかかるのと、
音質が悪かったり、情報遅延でうまくいかないことが分かっているため
予め規定に従って録音したデータを、時間を指定して配信設定してある。
ところがだ。
予想はしていたものの学生さんの中には、通信速度が遅く

「課題の音がまだ来ません・・・」

という人も。

即座に対応しつつ、更に来週からは前日までに課題配信する人のリストの作成も。
通信事情で差が出てしまっては良くない。

4月の会議では、あらかじめ問題を配信して実施してもらい、
授業では、あらかじめやっておいてもらったものの答え合わせをする
という案もあったが、
やはり授業外に、課題時間を強制することには抵抗を感じる。
みんなそれぞれに、重視したい勉強が有るし、
ましてや、新入生にとっては1日の大半を小さな画面で
「初めまして!」
を繰り広げているわけだから。
そんな1日のはざまに、会ったこともないソルフェージュの課題を
やっておけなんぞ、とても言えない。

2限は、ソルフェージュIII。
こちらは、大半の人が既に顔なじみだ。
というわけで、やぁやぁ!と挨拶しながら希望をきいていると、
今までとりくんできたように、

「オケの聴音がしたい。」
「合奏でベースラインを聴くことを鍛えたい」
「みんなで合唱したい」
「和音の色の聴き分けをしたい」
などなど、目的を具体化した意見が多い。

しかも
「この状況で、ソルフェージュって想像つかないのですが」

と、こちらの状況をおもんばかって下さる発言も多く
ありがたいやら、嬉しいやら、悩みが増えるやら・・・
というわけで、こちらからも、
「よい方法が分かったら情報下さい!」
と腹を割ってお願いできるのも、ありがたい関係だ。
半年間、どうぞよろしくお願い致します。

午後は、KeyboardHarmony。
その名のとおり、主に鍵盤を使って実習していく。
ところがだ。
ピアノ科以外も対象としているため、鍵盤が家に無い学生さんも。
中には、家で音を出せない人もいらっしゃるし、
ピアノ科の学生であっても、防音室のため
Wi-Fiが入らないという人も居たりする。
今日の初回授業で行う和声感覚の基礎力調査でも、
鍵盤で弾いて頂く以外に、歌っていただいたり、書いて頂いたり
さまざまな表現手段で現状把握していくこととなった。
来週からどうしようかなぁ・・・。

今日一日で大人数の授業も、だいぶ慣れてきた。
テレワークが急増したためか、教員である私自身も2度か回線から落ちたが
それに対応する選択肢も自然と増えてきた。

しかし、授業初回の週だけあって添削の量が半端ない。
今日の1限の授業だけでも100チョイのファイルの添削とコメント。そしてなにより
そこからの授業計画が大切だ。
19時にすべてのレッスンが終わって、少しずつ取り組み始めるが
気が遠くなりそうな量。
でも、筆致から見える会ったこともない学生さんたちの事を想像する時間は楽しい。
デジタルな時代であっても、美しい譜面を書ける人は必ず伸びる。

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