熟考
お盆休み・・・ではなく奉職大学では試験週間の始まりを迎え
資料作成にテンヤワンヤ。
異例の夏だ。
9月の4日(金)と5日(土)に延期した3月のデュオの東京定期公演。
ふたりで、ずっと悩んでおります。
行うべきか行わざるべきか。
会場のサロン・テッセラさんのコロナ対策に基づき
・本来は各日70名を30名に限定
・30分に1回、換気を5~10分
開演中も換気設備を運転、場合によってはホール出入り口ドアを開放。
・入口での検温と消毒
・マスクの着用
で開催可能な状態。
しかし、未知のウイルスに都心での感染拡大状況。
演奏したいという思いより、聴いていただきたいという思いより、
「音楽は何のために有るのだろう。」
その事と向き合う日々だ。
教育現場でもしかり。
学生さんたちも、すべての本番を失い、
それどころか、一番の伸び盛りに
仲間と一緒に演奏する時間もたくさん失っている。
新入生のみなさんにいたっては、前期が終わろうとしているのに
面と向かって、ともに音で語り合ったこともない。
わたしたちデュオのコンサートの意味は。
初回が3.11だったこともあり、常にあの震災とともにある。
そして、二人とも教育現場にいるからこそ、
「教育は未来への宝だ」
という強い思いをもって、日々すごしている。
あの日以来、コロナ禍にあっても、
傷つきながら、優しい心とともに強くあることを背負い、
懸命に生きるワカモノと共にありたい。
その気持ちには変わりない。
学費の捻出だって大変なことだ。
未知のものに揺さぶられることのない
「芸術の役割とは」
に向き合う日々。
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