ご無沙汰しております。
緊急事態宣言下も、奉職大学は通常通りと決まり、
毎日、新年1月3日より9時から21時まで演奏し続ける日々を続けております。
この状況下、日本一のラッシュと言われる区間に住む人間としては
電車に乗るわけにもいかず、車通勤。
毎日23時に帰宅し除菌ルーティンを行い、
ご飯を食べながら録音を聴き、楽譜と睨めっこを続け
朝7時前に出かけていては・・・
メールやその他SNSも読む神経もなく。
最低限のやりとりでなんとか日々を過ごしております。
例年ならば、通勤の1時間の電車でメールもできるのですが
通勤も運転となればそれも叶わず、
音信不通状態になっている方々には申し訳ない限りです。
その日々もようやく来週月曜日をもって終了。
今日は久々に関西仕事へ。 本日の富士山!
車内では溜まりにたまっったカキコキ仕事に必死。
あまりに夢中になりすぎて・・・
・・・気づいたら新大阪駅を遥かにすぎていた。
やってしもた。
改札で駅員さんに事情を話すと、このまま次の新幹線で戻ってくださいとのこと。
ありがとうございます。
幸い次の予定も40分もの遅刻をお許しいただき、なんとか終えることができました。
大変申し訳ありません。
それにしても体が痛い。どうなってるんだろ自分の体。
今日の複旋律聴音は選択制。
1つは、ギャロンの3声旋律。
もうひとつは・・・
マボロシの、0系新幹線放送チャイム。
しかも、作曲はあの黛敏郎。
今ではおなじみの駅に着く前などの放送前に流れる音楽は、なんと
1958年から「ブラームスの子守唄」!が使われるようになり、
1960年からは「鉄道唱歌」が使われるように。
その流れを受けて1964年10月に開通した東海道新幹線でも
「鉄道唱歌」が使われていたのですが、
時速200キロの超特急に相応しいのだろうか?という意見があり、
黛さんに委嘱されました。
0系 黛
で検索すると、その録画が出てくると思います。
そのうちの一つ ↓
https://www.youtube.com/watch?v=YY-i4kYA714
不協和音程とともに、増三和音で構築されたチャイム。
夜中に、聴音用にピアノで録音したのですが、
なかなかに、不気味な時間でした。
これを聴いたみなさんは、旅情にひたれたでしょうか・・・
むしろ、火星にやって来たとしか思えない気が。
ちなみに、これにチャレンジしてくださった学生さんは
4名!でした。
しかも、なかなかに良い分析力。
お疲れさまデシタ。
一昨日の4月以来の公共交通機関デビューに引き続き、
今日は、久々の東京駅。
細心の注意をはらって新幹線を選び、座席も最後方を選ぶ。
思えば、自粛前最後のコンサートも長野新幹線だったなぁ。
この週末に、ぷれじ~る さんのクローズコンサートに
お声がけいただいたのだ。
標高が上がっていくにしたがって、目も心も休まっていく。
そうか。
この3ヶ月の間、こんなに緑を見ていなかったのか。
毎日必死すぎて、気づいていなかった。
到着すると、既に竹田さんが調律を始めてくださっている。
あぁ、この音。
っと聴き惚れている場合ではなかった。
良からぬ菌を持ち込んではならない。
着くなりお風呂に入り(コロナ対策でかけ流し♨なんと贅沢な…)
服を着かえて身を清めて・・・
そう、理論部会の会議が。
会場が調律中のため、外で参加。
理論系授業の現状報告に加えて、
前期試験の方法と、対面授業の必要性について。
大激論になった。
「お盆明け17日に大学で試験なんて、考えられない!」
そりゃそうだ。
人の移動が多いであろう次の日だ。
一方、学校としても授業料などいただいている以上
学生さんの要望に応えていきたいのも良くわかる。
それにしても、こちらは爽やかな風だ。
決して、都心からコロナを運んではならない。
夜には、満天の星空。
身体が浄化されていく。
素敵な場所、ぷれじ~る。
のぞみ7号 東京→新大阪
ANA36便 伊丹→羽田
今日は・・・
祖母泰子おばあちゃんの十七回忌と
曾祖母トモおばあちゃんの二十三回忌。
法事に向けて、朝6時に出発。
トモおばあちゃん(曾祖母)はその昔、広島で
両手を広げて電車を止めたこともある豪快な人物。
泰子おばあちゃん(祖母)は島根出身の、とても穏やかなひとだった。 梅が少し咲いていました。
トモおばあちゃんには、被爆体験の話を
幼心に衝撃をもって訊いた思い出がある。
泰子ばあちゃんには、保育園児の頃からいつも一緒。
胃がんになった時の心細さは今でも手に取るように思い出せる。
いつも帰る祖母宅は、まだ庭にくみ上げの井戸もあり
飯炊きのかまどもあった。
ボットン便所の四角い紙も懐かしい。
両先輩ともに、本当に芯の強い偉大な存在だ。
自分のルーツの先輩は、波乱の世の中で
大切な存在のために全力を注ぐひとなのだ。
午後、神戸の授業で次の世代に向き合いながら
そのことをかみしめていた。
帰京して空を見上げた。
清らかなエネルギーをすいこむ。
心温かな昨夜のコンサートの空気をそのまま胸に、帰京。
名古屋市内を歩いていると・・・ 蒲焼町。
なんとおいしそうな場所なんだ。
帰りの新幹線からは・・・ きれいな富士山!
いったん自宅に帰り、再びお仕事へ。
都心は人が多いなぁ…とヒョイヒョイよけながら
駅の階段を下りていると・・・
「はぁーっ」
とため息をつく姿が。
階段を上る人の渦に巻き込まれてのこの存在感。
え???
思わず足を止めた。
お荷物のゴロゴロが大変そうだ。
「持ちますよ」
とヒョイっと持ち上げたら、なんと。
四つん這いになって、階段をのぼられるではないか。
いいなぁ。
久々にすんばらしくマイペースの方にお目にかかりました。
ステテコで道の真ん中を自転車で進むような風景を見て育ったから
なんだか、時が止まったように懐かしいのだ。
その後、そのおばぁちゃまは三田線に乗りたいとご所望されたので、
駅員さんに相談してご案内をお願いして、お役御免。
無事、目的地に着かれたかなぁ。
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