朝から富山県魚津へ移動
今日は、魚津で特別授業とコンサート。
昨日のコンサート会場、長野県峰の原高原から魚津へ、
そのままフォルテピアノを運んでくださることになったのです。
13時からは、まず竹田時康先生によるピアノの歴史授業。
調律のしくみや、アクションの仕組みなど。
シュタイン製のアクション
現代ピアノのアクション
どぉんと出して見せてくださいました。
シュタイン製にいたっては、鍵盤をはずして
1本1本学生に渡してしまう一幕も。
講義の途中では、何人かの学生さんにモーツァルトの作品を
弾いていただきました。
慣れないアクションやペダルにもめげず、
頑張ってくれました。ありがとうございます!
「人のご縁を大切に。」
調律師ご一家に育った竹田さんが大切に考えられていることです。
こうして、高校生のみなさんとシュタイン製のピアノが出会ったのも
たくさんのありがたいご縁によるものです。
みんなが大人になったときに、さらにどう広がっていくのだろう。
また、楽しみが増えました。
竹田さん、本当にありがとうございました!
夜には・・・
昨日に引き続き、石田先生と聴き比べコンサート。
<あわてて作ったプログラム>
←石田センセ直筆
途中、ヴァイオリン専攻のお二人には
今年400才を迎えるヴァイオリン「Pasta」と現在の自分の楽器を
演奏していただきました。
突然のお願いにも関わらず、演奏してくださってありがとう。
いつも授業の面しか見ない皆さんの前で演奏するのは・・・
楽しかったなぁ。
クリスティアン・バッハの途中のカデンツァ即興なんて
あまりにも予想外のやり取りになってしまったので、
くすっと笑ってしまった。
21時過ぎに終演。
最後はみんなで、シュタイン製ピアノを竹田さんの車へ運びます。
みんな竹田さんが大好き。
「ありがと~!」
見えなくなるまで手を振り続けました。
いいな。
技術を教える、学ぶはもちろんだけど、
やっぱり、音は人。
音楽の授業をしているようで、実はこの世に生まれた意味、
そして生き方を、ともに考え感じているのだから。
本当に素敵な一日になりました。
みなさん、本当にありがとうございました。
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